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    練習しないクセにOBしたくない。そうだ、PINGがあるじゃないか!

    高額なゴルフクラブ、購入ミスだけは避けたいもの。だからこそ、今まさに買おうとしているそこのアナタ、ちょっと待って! ALBA.netギア担当が知り得た特ネタを中心に、超マニアックでDEEPな耳寄り情報をお届け。購入する前にちょっと見て、絶対に損はさせません!

    配信日時:2017年6月16日 01時25分

    • ギア
    目次 / index
    全米オープンでALBA.net特派員が激写した、チャン・キムの新兵器『G400 LST』
    全米オープンでALBA.net特派員が激写した、チャン・キムの新兵器『G400 LST』
    • キャロウェイ『GBB EPIC SUBZERO』の凄まじい初速で、久々の大台超え3発!
    • チャン・キムStyleが筆者の救い!? このフェースのブレではPINGに注目せざるを得ないのだ。。。
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    『GBB EPIC SUBZERO』はやっぱり飛ぶ!

    キャロウェイ『GBB EPIC SUBZERO』の凄まじい初速で、久々の大台超え3発!

    キャロウェイ『GBB EPIC SUBZERO』の凄まじい初速で、久々の大台超え3発!

    個人的な話で恐縮だが、筆者はいま、ドライバーの購入を考えている。ギア担当であるが故に、失敗したくない。でも、過去に数え切れないほどドライバー選びに失敗してきたのも事実。

    独身時代はそれこそ多い年だと年間10本以上は平気でドライバーを買い替えてきた。買っては合わずを繰り返していたが、なかなか合うものにめぐり合えないことから、ますますギアへの興味が深まったし、毎度新たな武器をテストしに行く前のウキウキ感は財布の痛みに勝るものだった。

    だが、ラウンド回数の減った今は、そうもいっていられない。とにかく、購入する以上はいま使っているものより遥かに良い物で、コストパフォーマンスに見合うものが欲しくなっており、昔とはちょっと価値観が違う。

    現在、2017年モデルの中でも随分と候補が絞られてきた。キャロウェイ『GBB EPIC SUBZERO』か、テーラーメイド『M1 460』が第一候補で、実は『GBB EPIC STAR』と『M2』も2位グループとして検討に入っている状態だ。
    ⇒『M2』を選ぶトッププロ。でも、ちょっと待って!『M1』の方が……

    ギア担当であるが故に、いろんな識者やアマチュアのギア評価も聞くことになるし、ギアの新製品情報もどんどん入ってくる。常に新しい魅力的な情報に右往左往され、なかなか決断できずに現在に至っている。(ラウンド回数が少ないため、必要に迫られないこともあるが)

    先日、購入候補筆頭の『GBB EPIC SUBZERO』を改めて18ホールテストしてみたが、結果はスイングの状態がひどく、プロギアの試打ラウンドと似た結果になってしまった。そこで感じた本音で書くが、「スイングが悪い飛ばし屋は、飛ぶドライバーを使ってはダメなのでは?」ということだった。

    下手な飛ばし屋は、打ち出しがズレるとOBに直結する

    筆者は酷いミスが多い。シャフトに合わせて振ることをせず、ぶちかましてしまうためにチーピンやフック、シャフトが戻りきらずのプッシュなど、打ち出しが左右に激しく散らかる。

    にもかかわらず、求めているものは「飛び」最優先なため、現状より飛ぶドライバーでないと購入する気もおきない。そんな筆者の購入候補である『GBB EPIC SUBZERO』は確かに飛ぶ。一発の飛距離は正直病みつきで、先日も芯近くでとらえたドローは久しく届いていなかった大台に3発も届かせてくれた。ところが、である。

    その日回ったコースが狭かったのも理由だが、ひどいミスをしたときも飛距離が出てしまい、OB量産につながってしまう。「止まって!」が通用せず、林の奥深くへ勢いよくぶっ飛んでいってしまう……。ワガママを言わせてもらうと、ミスした時に曲がるのは当然だが、距離が出なくなってくれたほうが筆者には有り難いのだ。常人の何倍も左右打ち出しがバラつきやすいのだから。

    この点はプロギアRS』『RS-F』にも同じことを感じていて、フェース角がズレる割に芯近くで捉えてしまう筆者にはギリギリ反発系のドライバーは合わないのかもしれない。ミスしても飛距離が出てしまうというか、球の勢いがキープされすぎてトゥマッチだと感じる。
    ⇒プロギア新『RS』&『RS-F』のラウンド試打。『GBBエピック』とのプチ対決
    ⇒『GBBエピック』を買ったら『クロムソフト』を使わないと損する!

    古い小ぶりなドライバーを使うか、購入してから合うシャフトを探すか……いや!

    チャン・キムStyleが筆者の救い!? このフェースのブレではPINGに注目せざるを得ないのだ。。。

    チャン・キムStyleが筆者の救い!? このフェースのブレではPINGに注目せざるを得ないのだ。。。

    さて、どうするか。もちろん、購入して合うシャフトを探してチューンする当然の選択肢もあるのだが、現状はそこへいくつもりはない。あることを思い出したからだ。PINGという選択肢があるではないか!

    ヘッド挙動が極めて穏やかなPINGであれば、スクエアインパクト確率を上げられ、根本原因を取り去れるのではないか。事実、筆者が一番スコアにこだわっていた頃はPING『i20』がエースだった。バカっ飛びはしない代わりに重ヘッドがスピン量が多くてもライナー弾道を生んでいた。左のミスを消せていたため、マネジメントが楽でOBはラウンド1、2発で済んでいた記憶がある。

    ただし、懸念があるのも事実。あの時代のPINGは重ヘッド路線だったが、それを言わなくなって、一般ゴルファーが使いやすいヘッド重量にシフトしていることもある。筆者には愚鈍な重ヘッドと、愚鈍な何もしないシャフトが合うのである。俊敏に動くシャフトや俊敏に動くヘッドではスクエアインパクト確率が著しく下がるのだ。

    ここは、全米オープンでお目見えした最新の『G400』シリーズに期待することにするか!こうしてギア担当のエースドライバー探しは決断を先送りにされ、練習不足のまま、メーカーに過度な期待を押し付け、ただただ時間だけが過ぎていく……。(本音は今すぐに決めたいのだが、納得出来ないと動けない性分なもので)


    Text/Mikiro Nagaoka

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