ALBA Net  ゴルフ
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BSとPRGRの「科学の眼」にこれまで何度救われてきたことか

BSとPRGRの「科学の眼」にこれまで何度救われてきたことか

8月3日にオープンする『PRGR GINZA EX』、そして丸の内に7月6日にオープンしたばかりの『Bridgestone Golf Garden Tokyo』。奇しくも、筆者はこの2社の科学の眼に救われて今があるのです!

配信日時:2017年8月1日 11時06分

PRGR「サイエンスフィット」を象徴する計測画面。データは筆者のスイングじゃありません!
PRGR「サイエンスフィット」を象徴する計測画面。データは筆者のスイングじゃありません!

PRGRの『サイエンスフィット』には2度救われた

筆者は、自他ともに認める自己流スイングだ。師を持たず、これまで色んなプロの色んな意見を聞いてすべて試して「合う、合わない」を判断してきた。回り道ばかりで上達の最短距離とはほど遠かったと思う。でも、迷って頭を打つ経験もそれなりに楽しんできた。人から正解を聞くより、トライ&エラーで自力でたどり着く過程が好きだと言うと聞こえがいいだろうか。

人から「いいスイング」だと見られたい気持ちもあるが、振りやすさや気持ちよさを優先したがために、結果としては酷く醜いスイングが出来上がってしまった。また、ゴルフはストレス解消でもあるため、ハードヒットしてぶちかますクセも一向に直らない。そのくせ、スコアも求めるという、わがまま極まりないゴルファーだ。

そんな筆者の迷走ゴルフに、迷いがなくなるターニングポイントがこれまでいくつかあった。それは、いつもメーカーのフィッティングないし「科学の眼」でスイング解析を行ったときだった。数字は嘘をつかないし、事実しか伝えない。フィーリングで物を語りがちな筆者は、いつも現実の数字を突きつけられ、変わるきっかけとなってきた。

最初のターニングポイントはパッティング。何年前になるだろう。PRGRのサイエンスフィットで宮川まもるプロからシャフトを滑らせながら、小さな穴へ向かって打つ確認機器で筆者は穴から出せずに右のカベに当て続けた。「自分にとってスクエアに構えたつもりのフェース向き」が、1.2〜1.5度開いていることが判明したのだ。

オデッセイの『サムパットラボ』でも同様に自分のストロークを可視化することが出来るが、最初のきっかけはPRGRのサイエンスフィットだったと記憶している。それまで、フックラインが得意でスライスラインが大の苦手だったのも当然だった。スクエアに構えたつもりが開いていたら、スライスラインが入るわけもない。入っていたフックラインもただのミスパットだったことになる。

宮川プロの『腕の戻し遅れ』の指摘には頭を殴られた気分

『PRGR GINZA EX』で判明する、「腕の戻し遅れ」の事実。アマチュアが上達できない原因と、その直し方がハッキリ分かります

『PRGR GINZA EX』で判明する、「腕の戻し遅れ」の事実。アマチュアが上達できない原因と、その直し方がハッキリ分かります

2度めの救いは、少し前に書いた『PRGR GINZA EX』でバージョンアップしたサイエンスフィットの体験だ。宮川プロが指摘した「腕の戻し遅れ」という事実は盲点だったし、今後スイング作りをする上で、間違いなく最重要視すべきポイントだと理解した。

「振り遅れ」という言葉が出てきて何年経つのか分からないが、「腕の戻し遅れ」という言葉に置き換わる未来が想像できる。「振り遅れ」には違いないのだが、その根本原因と直し方を両方セットで提示してくれた宮川プロには心底感謝したい。

正直、筆者はここ最近ドライバーの曲がりと吹け上がりが収まってきている実感があり、スイングの状態に自信を持っていたのだが、科学の眼はごまかせなかった。事実を突きつけられ、新たな課題が見つかったため、進むべき方向が見つかってワクワクしている。

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