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    アイアンは進化してない!? いや、打たずにそんなこと言えません。だってロッテ葛西のネットに…

    またもや、アイアンネタで恐縮の極み…。だが、どうしても伝えなくてはいけないモデルの情報をやっと書けるタイミングが来たのでこの投稿。テーラーメイドもぶっ飛びアイアンを日本で発売して欲しいなぁ…。

    配信日時:2017年9月12日 05時06分

    • ギア
    目次 / index
    米国テーラーメイドで公開された『M CGBアイアン』。自ら「バッグ全部がドライバー」と飛びを煽っていますが…
    米国テーラーメイドで公開された『M CGBアイアン』。自ら「バッグ全部がドライバー」と飛びを煽っていますが…
    • ヤマハ『RMX218アイアン』。反発が高すぎて製品の最終調整に時間がかかり、11月3日発売予定です…
    • 7番のロフト26度近辺だけでもこの球数。ここにハマらなくても反発が高いモデルが他にも
    • 反発がMAXかどうかは不明ですが、とにかくぶっ飛ぶプロギア『赤egg PC(パワーキャビティ)』(左)、『赤egg PF(パワーフォージド)』(右)
    • HS47m/s前後のPCM編集長。スピン量が少ないとはいえ、飛ばしすぎ…
    • 全メーカー中、最も高いCOR値「0.830」を公言するキャロウェイ『EPIC STARアイアン』。ロフトは7番で26度…
    この記事の写真 6 枚を見る

    米国テーラーメイドが、“ドライバーのような”気になるアイアンを発表

    キャロウェイ『EPIC STARアイアン』やプロギア『赤egg』、ブリヂストン『JGR H1』などぶっ飛び系アイアンが増える中、米国テーラーメイドではアイアンの限界を破るテクノロジーを持つ『M CGB』なる商品を自社ホームページにて発表している。

    そのキャッチコピーは『A BAG FULL OF DRIVERS(『M CGB』 を入れるとバッグの全てがドライバー)』だ。テーラーメイドといえば、メタルウッドカンパニーとしてあまりにも有名だが、今回の『M CGB』は同社が持つ技術を全て採用し、ウッドのテクノロジーもふんだんに使ったぶっ飛び系アイアンだと思われる。(ただし、日本では未発表)

    気になるロフトは7番で29.5度(米国テーラーメイド)。昨今のキャロウェイ『EPIC STARアイアン』やブリヂストン『JGR H1』、『赤egg』などが26度に対し、そこまでロフトが立っているわけではない。「これのどこがぶっ飛びなの?」と思うかもしれないが、筆者は打たなくてもこのモデルが飛ぶだろうことは想像がつく。なぜなら、“反発を極めた”との記述があるからだ。

    昨日発表されたヤマハ『RMX218アイアン』も7番で30度なのにぶっ飛び!

    ヤマハ『RMX218アイアン』。反発が高すぎて製品の最終調整に時間がかかり、11月3日発売予定です…

    ヤマハ『RMX218アイアン』。反発が高すぎて製品の最終調整に時間がかかり、11月3日発売予定です…

    筆者の周囲には「アイアンってずっと進化してないんでしょ」「飛ぶアイアンってロフトが立ってるだけじゃん!」なんて邪推をするゴルファーが多数いる。そういう人に細かい説明をするのも面倒だし、「打てば分かると思いますよ」とほとんどの場合は言葉を返すのだが、「飛距離=ロフト」に当てはまらないことを筆者は何度も経験している。

    それが最も顕著に現れたのが、昨日発表されたヤマハ『RMX218アイアン』のコース試打だった。スペックも発表されているとおりで、7番アイアンのロフトは30度、長さは37.25インチ(カーボン)とやや長めなだけで、さしてロフトが立っているわけじゃない。ところが、このアイアンの飛びがヤバかった。筆者は直角ドッグレッグの打ち下ろしのティショットで6Iで220y以上飛んで2OBしてしまった。(連打して両方飛びすぎて斜面に刺さった…)

    ヤマハは前作『RMX216』時から、反発係数(COR値)をアイアンでも開示し、その弾きの良さをアピールしてきた。そして今作でもさらに反発ギリギリを追求しているのだという。(ちなみに、やや打ち上げのロングホールの2打目、残り220yを5Iで強振したが、しっかりグリーンに届いていたし、7Iも普通に打って180yを軽く高弾道ドローで打てた)つまり、反発係数の高いアイアンはそんなにロフトが立ってなくてもぶっ飛んでしまうのである。
    次ページ
    ⇒アイアンの飛びはロフトも反発も両方大事!

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