筆者　「いよいよゼクシオのモデルチェンジが近づいてきましたね。既に女子プロのクローズドテストも実施されていて、発表間近ですよね。でも、まだR&Aの適合リストにも掲載されていませんし、ダンロップはかなり情報漏えいには厳しい会社。確たる情報が出てこないため、余計に想像を掻き立てますよね」

PCM編集長（以下、P編）　「歴代モデル、本当に新製品発表会まで一切情報が出てこないからね。かのアップルでさえ、最近は新型iPhoneの情報って、けっこう中国の生産工場などからリーク情報が出て来るのに。さすが、ダンロップといったところだね」

PCM筒康博（以下、P筒）　「今回は、10代目ゼクシオがどうなるか？の予想でしたよね。それ、既に他のサイトでも盛んにやっているのに、今やる必要があるんですか？」

筆者　「まぁ、ゴルファーそれぞれにゼクシオには期待しているじゃないですか。なにしろ、王者・ゼクシオですから。人それぞれの願望も含めて。特にPCMの場合は歴代モデルの細かい重心位置やシャフトの剛性分布を見ているだけに、また別の角度からの予想が面白いかなぁと思ったんですよ」

P編＆P筒　「なるほど。そういうことなら予想してみよう」

筆者　「まず、ボクから予想してみます。ゼクシオの場合、過去モデルに必ずヒントがあると思うんですよ。真面目な社風ですし、ゼクシオはあまりにも多くのゴルファーに支持されてきたがために、変えると既存のお客さんに怒られるリスクがどのクラブより大きいですよね。だから、フルモデルチェンジというより、マイナーチェンジといった印象があるのも事実なんで。というわけで、8代目、9代目の流れからどんなスイングの人にも結果を出しやすい振りやすさにこだわってくると思います。ミスに強すぎるクラブに仕上げてくるんじゃないでしょうか。名前もアップルが『iPhoneX』と書いてXをテンと読ませているので、ちょうど同じタイミングだし『XXIOX』になるのでは？」

P筒　「なんか、予想が当たり前すぎて、つまらないです」

筆者　「カチンとくるなぁ、その言い方。たまに真面目なこと言ったら全否定ですか…」

P編　「まぁ、予想としてつまらないけど、言っていることは分かるよ。これだけ多くの人に支持されているオバケみたいなブランドだから、ユーザー自身が大きく変わることを望んでいないだろう。やっぱり、自分がいま使っているゼクシオがボロくなってきて新しいゼクシオに替えたいとなったとき、全く別のクラブじゃ困るからね。ゼクシオはいつでも安心して戻れる“ホーム”であるべきだよ」