最も反発が高いドライバーは何だ?2017年モデルのピカイチヘッドとは?
2017年が終わりに近づいている。今年発売された、もしくは昨年末から発売されていた2017年モデルのドライバーはたくさんあるが、この中で最も反発性に優れたモデルは何なのか?議論することに…。
配信日時:2017年11月28日 06時46分
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今年は記憶にないほどドライバー破損のニュースが多かった
筆者 「ちょっと前にケプカがダンロップフェニックスの2日目にエースドライバーのテーラーメイド『M2』の破損が報道されました。ケプカは3日めはそのせいでドライバー抜きで戦いましたよね。以前にも小平智のドライバー破損を議論しましたが、松山英樹や星野陸也ほか、今年はドライバー破損のニュースがかなり多かったと思いませんか?」
PCM編集長(以下、P編) 「確かに、多かったね。例年だとこんなにニュースにならないよ。小平智プロの破損の件を議論した直後にコレ(ケプカの件)だもん…。その時も言ったけど、R&Aが使い続けてCT(接触時間)が上がってしまう中古ヘッドに関してもしっかり調べる姿勢を出しているから、今後はドライバーの耐用年数が短くなると、超マニアックな話をしたよね」
PCM筒康博(以下、P筒) 「CT(接触時間)とCOR(反発係数)っていったい何が違うの?って一般ゴルファーは訳がわからない人も多いと思うんですよ。整理しておくと、CORは「0.830」などといった昔から高反発ドライバーで語られてきた数字で、測定方法が【キャノンテスト】と呼ばれるもので計測しますよね。実際のインパクト条件に近い状況でテストするため、ボールを猛スピードで発射してヘッドに当てて跳ね返りのスピードを調べる方法です。ただし、これはものすごく大がかりで、場所もコストもかかりますし、テストをやれる場所と時間の制約が限られるのが難点です」
P編 「そう。だからこそ、R&Aは簡易式のペンデュラム計測を用いてCTを重視する方針になった。こちらの計測方法は、鉄球をドライバーのフェースに当てて、その接触時間を測るため、持ち運びが可能なんだ。だから、極端な話し、どこでも違反ドライバーかどうかの計測ができる。トーナメント会場でも抜き打ちテストは年に数回行われているけど、これが出来るのはペンデュラム計測が出来たからだよね」
PCM編集長(以下、P編) 「確かに、多かったね。例年だとこんなにニュースにならないよ。小平智プロの破損の件を議論した直後にコレ(ケプカの件)だもん…。その時も言ったけど、R&Aが使い続けてCT(接触時間)が上がってしまう中古ヘッドに関してもしっかり調べる姿勢を出しているから、今後はドライバーの耐用年数が短くなると、超マニアックな話をしたよね」
PCM筒康博(以下、P筒) 「CT(接触時間)とCOR(反発係数)っていったい何が違うの?って一般ゴルファーは訳がわからない人も多いと思うんですよ。整理しておくと、CORは「0.830」などといった昔から高反発ドライバーで語られてきた数字で、測定方法が【キャノンテスト】と呼ばれるもので計測しますよね。実際のインパクト条件に近い状況でテストするため、ボールを猛スピードで発射してヘッドに当てて跳ね返りのスピードを調べる方法です。ただし、これはものすごく大がかりで、場所もコストもかかりますし、テストをやれる場所と時間の制約が限られるのが難点です」
P編 「そう。だからこそ、R&Aは簡易式のペンデュラム計測を用いてCTを重視する方針になった。こちらの計測方法は、鉄球をドライバーのフェースに当てて、その接触時間を測るため、持ち運びが可能なんだ。だから、極端な話し、どこでも違反ドライバーかどうかの計測ができる。トーナメント会場でも抜き打ちテストは年に数回行われているけど、これが出来るのはペンデュラム計測が出来たからだよね」
割れるほど反発性能が元々高い?どのヘッドの反発がいいんだ?
筆者 「まぁ、お勉強はいいとして、今回議論したいのは、【2017年モデルの中で、最も優れた反発性能を持つドライバーヘッドは何か?】とのテーマです。やっぱり、一番飛ぶモデルが知りたいし、欲しいじゃないですか。ゴルファーなら、まずは飛距離ですから」
P編 「おいおい、またもや無慈悲で危険なミサイル発射かよ!なぁ長岡、最近テロリストっぷりが加速してないか? もはや暴君だよ。君のことを◯◯◯◯◯委員長と呼びたくなるね」
P筒 「……。(お願いだから、際どい発言はやめて!)まぁ、でも確かにゴルファー心理で一番知りたいことではあると思います。長岡さんは委員長というか、議論の仕切りだから、議長と呼びましょうよ」
筆者 「ボクのことを何と呼ぼうが構いませんが、今回はこのテーマで語るまで帰しませんよ。今日は吐くまで拉致です。だって、これだけ各社のドライバーヘッドが破損するということは、反発を高めている証拠じゃないんですか?そうそう割れないでしょ、普通は」
P編 「割っているのは、ヘッドスピード50m/s以上のバケモノというか、男子ツアーの飛ばし屋ばかりじゃない。何を言ってるんだよ、一般ゴルファーには関係ないじゃないか」
P編 「おいおい、またもや無慈悲で危険なミサイル発射かよ!なぁ長岡、最近テロリストっぷりが加速してないか? もはや暴君だよ。君のことを◯◯◯◯◯委員長と呼びたくなるね」
P筒 「……。(お願いだから、際どい発言はやめて!)まぁ、でも確かにゴルファー心理で一番知りたいことではあると思います。長岡さんは委員長というか、議論の仕切りだから、議長と呼びましょうよ」
筆者 「ボクのことを何と呼ぼうが構いませんが、今回はこのテーマで語るまで帰しませんよ。今日は吐くまで拉致です。だって、これだけ各社のドライバーヘッドが破損するということは、反発を高めている証拠じゃないんですか?そうそう割れないでしょ、普通は」
P編 「割っているのは、ヘッドスピード50m/s以上のバケモノというか、男子ツアーの飛ばし屋ばかりじゃない。何を言ってるんだよ、一般ゴルファーには関係ないじゃないか」
筆者 「いや、関係あります。割れたら困るけど、割れるヘッドの方が反発は良さそうだって、誰でも思うはずですよ。しかも、去年はプロギアの『RS-F』が“反発ギリギリ”をうたっていましたが、案の定R&Aから違反裁定をくらったじゃないですか。ここ最近、やっぱり各社がギリギリ反発を狙っていると思うんです。ヤマハ『RMX218』も一ヶ月も発売延期したのは、直前でR&Aから反発が高すぎる!とダメ出しをくらったせいですし。これらはヘッドスピード50m/s以上のバケモノじゃなく、我々一般ゴルファーにこそ関係ある話しのはずですよ」
P編 「わかったよ、委員長。筒さん、長岡の無慈悲な要求に応えるしか、無事に帰る方法は無さそうだ」
P筒 「……。(議長にして!2人とも面倒くさ過ぎる)」
P編 「わかったよ、委員長。筒さん、長岡の無慈悲な要求に応えるしか、無事に帰る方法は無さそうだ」
P筒 「……。(議長にして!2人とも面倒くさ過ぎる)」