筆者　「先日、キャロウェイの新商品だと思しき謎のヘッドが適合リストに掲載されたことを議論したじゃないですか、もしかして『EPIC』の後継か！？って。そうこうしていたら、ティザー動画や画像がついに公開されました。見てください、米国キャロウェイのFBに掲載されていたこの画像…」

PCM編集長（以下、P編）　「なんかアメコミのMARVELに出てきそうなキャラクターの顔に見えるね。色は緑っぽいけど、アイアンマンっぽく見えなくもない。目付きが悪くて、ダークサイドに落ちたアウトローなのに、実はヒーローみたいな。そんな印象をこの画像から受けるね」

PCM筒康博（以下、P筒）　「言いたいことを先に言われてしまいました…。ボクはキン肉マンの悪役、ウォーズマンを連想します。長岡さんは世代的にわからないか、鋭い爪で攻撃してきて【コーホー】って息をするんですよ。この目付きの悪さ、只者ではないですね。なんか、長岡さんっぽいですよ？」

筆者　「いつも通りボクが【工作員】だと言いたいんでしょ？目付きが悪くて、性格がならず者で、存在自体が悪そのものだと…」

P編　「よく分かってるじゃん！」

P筒　「そこまでは言いませんが、長岡さんのご想像にお任せします！」

筆者　「まだ、ビール瓶は早いでしょうから出しません。グッと堪える術を身につけましたから。では、この画像が何かというと、キャロウェイが公開したティザー画像です。いつも通り明るくしてみると…」

P編　「いや、もったいぶらなくても分かってたよ。キャロウェイの新作『ROGUE』でしょ？」

P筒　「あ！そっくり。やっぱり、下膨れで目付きが悪くて目が離れたところが、誰かに似てるなぁ…」

筆者　「筒さん、やっぱりビール瓶が必要ですか？堪える術は身につけたばかりで、まだ自分のモノになってないんですよ？」

P編　「ちょうど今、スターウォーズシリーズの最新作『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』が公開されたばかりじゃない。なんか、このティザー画像はタイミングをうまく合わせてきたような気がするね。去年公開されたスターウォーズシリーズのスピンオフ作品も『ROGUE ONE』というタイトルだった。長岡はスターウォーズシリーズとか知らないだろ、世代的に」

筆者　「いや、名前は知ってますよ。興味ないですけど」

P編　「興味がない！？コレだよ、筒さん…。無感動でイヤだね、最近の若いのは。光と闇の戦い、つまり、ダークサイドに落ちた強大な力で銀河系を支配しようとするダース・ベイダーに対して、フォースの力を覚醒させた若きジェダイたちがどう立ち向かっていくか？という壮大なストーリーだよ？」

筆者　「それと今回のキャロウェイ『ROGUE』に何の関係があるんですか？」

P編　「いや、それは分からないよ。でも、スターウォーズに対するオマージュ的な意味もあるんじゃないか？この『ROGUE』は。去年のスピンオフ作品のタイトルとも被るし、そもそも『ROGUE』とは、【悪党】【不良】【ならず者】や【わんぱく小僧】、【はぐれ者】といった意味でしょ。で、劇中に【ローグ中隊】という飛行部隊も登場するんだよ。名付けた人は、スターウォーズから何かしらの影響を受けていると想像してしまうね…」

筆者　「でも、そんな【悪党】とか【ならず者】とか、超ネガティブワードじゃないですか。日本人は意味を知らなくても、アメリカ人はその意味を知ってるわけでしょ？なぜ大切な新作のネーミングにそんなネガティブワードなんて付けるのか、理解できないですよ」

P筒　「長岡さん、ダース・ベイダーって悪役がむちゃくちゃ人気なのを知らないんですか？」

筆者　「あの黒い仮面の悪者でしょ？なんで悪者なんかに人気があるんです？そう言えば、このティザー画像が公開されたFB投稿には、たくさんコメントが付いてたんですけど、『ダース・ベイダー』や『ダークサイド』というワードが幾つもありましたね」

P編　「はぁ、コレだよ…。あのね、ダース・ベイダーっていうのは元々アナキン・スカイウォーカーという善玉だったの。でも、ダークサイドに落ちてしまった、葛藤を抱えた元ヒーローなんだよ。フォースを持つ者は、光と闇のどちらにも転ぶ可能性があると物語は紡いでいる。単なる善玉VS悪玉というわけじゃないし、アメリカ人はそういった悪者のアナザーストーリーを紡ぐのが上手いんだ。だから、『ROGUE』という単純な言葉の意味だけじゃなく、そういうダークフォースの魅力みたいなものを伝えようとしているんじゃないかな」

筆者　「う〜ん。『スターウォーズ』を観たことないので、よう分からんわぁ…」