『GBBエピック』VS『Z565TG』ガチ対決!
いま話題沸騰のキャロウェイ『GBBエピック』。ギア担当Nがスリクソンの新製品試打ラウンドに行くと、なんとこのクラブとの直接対決を要望されることになり……。そういうことならば、ガチで参ります!
配信日時:2017年4月4日 02時38分
ダンロップの試打ラウンドになぜ『GBBエピック』が?
今月発売予定のダンロップスポーツの最新作『スリクソンZ565TG』(以下、『Z565TG』)の新製品試打ラウンドにお邪魔してきた。
このクラブは先日も既報のとおり、『TG』とはチタングレーの略で、クラウンがノーマルの『Z565』と違ってチタングレーになっている。色だけの違いではなく、新しい『ミヤザキメラン2』のシャフトはとてもソフトでしなやか。ヘッドも重心距離が2ミリ短くなっていて“つかまって上がる”がコンセプトとなっている。
当日はてっきりこのクラブだけを打つかと思いきや、ダンロップ担当者はなぜかキャロウェイ『GBBエピックスター』を持参していたのには目を疑った。『GBBエピック』といえば、いま飛距離への期待から大人気で品薄になっているモデル。担当者は「我々の自信作『Z565TG』と打ち比べて、どちらが飛ぶか同条件でテストしてください」という。
なんという自信だろうか。「大丈夫ですか?そうなったらガチでやりますし、事実を書きますよ?」と思わず心配してしまったほどだ。というのも、筆者は複数の筋から「反発係数を調べるとキャロウェイ『GBBエピックスター』のCT(接触時間)は適合でも、COR(反発係数)は0.840と従来のCORルールを大きく越えている」との証言を得ている。
昨年のR&AのSLEルール改訂の恩恵を余すことなく活かしたクラブであることは間違いなく、同社も『GBBエピック』が最大級の飛距離性能を持っていることを認めているのだ。そのクラブと比較して欲しいなんて大胆にも程があると思ったし「絶対に『GBBエピックスター』が勝つ」と内心では思っていた。
また、筆者は『GBBエピックスター』の試打経験が多いため、シャフトの特性やヘッド性能も熟知している。そこで、お初にお目にかかる新しい『スリクソンZ565TG』は4、5ホール慣らしをしてシャフトの特性をつかんだ後、テストをすることに。また、なるべくフラットなホールロケーションを選び、着弾地点が見えるホールでヘッドスピードは42、3m/s程度に両者のスペックに合わせて打つことにした。結果から先にお伝えすると下記のようになる。
このクラブは先日も既報のとおり、『TG』とはチタングレーの略で、クラウンがノーマルの『Z565』と違ってチタングレーになっている。色だけの違いではなく、新しい『ミヤザキメラン2』のシャフトはとてもソフトでしなやか。ヘッドも重心距離が2ミリ短くなっていて“つかまって上がる”がコンセプトとなっている。
当日はてっきりこのクラブだけを打つかと思いきや、ダンロップ担当者はなぜかキャロウェイ『GBBエピックスター』を持参していたのには目を疑った。『GBBエピック』といえば、いま飛距離への期待から大人気で品薄になっているモデル。担当者は「我々の自信作『Z565TG』と打ち比べて、どちらが飛ぶか同条件でテストしてください」という。
なんという自信だろうか。「大丈夫ですか?そうなったらガチでやりますし、事実を書きますよ?」と思わず心配してしまったほどだ。というのも、筆者は複数の筋から「反発係数を調べるとキャロウェイ『GBBエピックスター』のCT(接触時間)は適合でも、COR(反発係数)は0.840と従来のCORルールを大きく越えている」との証言を得ている。
昨年のR&AのSLEルール改訂の恩恵を余すことなく活かしたクラブであることは間違いなく、同社も『GBBエピック』が最大級の飛距離性能を持っていることを認めているのだ。そのクラブと比較して欲しいなんて大胆にも程があると思ったし「絶対に『GBBエピックスター』が勝つ」と内心では思っていた。
また、筆者は『GBBエピックスター』の試打経験が多いため、シャフトの特性やヘッド性能も熟知している。そこで、お初にお目にかかる新しい『スリクソンZ565TG』は4、5ホール慣らしをしてシャフトの特性をつかんだ後、テストをすることに。また、なるべくフラットなホールロケーションを選び、着弾地点が見えるホールでヘッドスピードは42、3m/s程度に両者のスペックに合わせて打つことにした。結果から先にお伝えすると下記のようになる。
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7ホールの同条件試打対決は?