【ツイストフェース】が“MOI神話”を崩す!?テーラー『M3』&『M4』製品詳報
昨日のPINGの試打レポも書きたいのですが、後回しにしてでも書かなきゃいけないことが…。前回かいつまんで説明した【ツイストフェース】について、筆者が何を感じているかというと…。
配信日時:2018年1月18日 10時44分
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メタルウッドの開拓者、テーラーメイド。今年はキャロ『EPIC』に倍返しか!?
筆者 「テーラーメイドの発表会に初めて本国CEOが来たのには驚きました。早口で同時通訳者のことを考えずに喋られたせいで速記ができないイライラはありましたが、初めて会ったCEOのデイビッド・エイブルズの口から、ほとんど製品の話しばかりが聞かれたことにかなり好感を持ちました。投資会社が絡んでビジネス的な話しばかりされても困りますからね。なんとなく彼には製品、製品、とにかく製品の良さだ!と暑苦しいくらいのギアオタ臭を感じますね…」
PCM筒康博(以下、筒) 「天下のテーラーメイド本国CEOをつかまえて、なんという発言ですか…。しかも、初対面でギアオタ臭呼ばわり…。先生、今日も絶好調ですね!」
PCM編集長・村田辰也(以下、P編) 「まぁ、ギアオタの我々からすれば同感なんだけど、一般の方からすればどうなのかな。プレゼンの最初の方は、しきりにキーテクノロジーである【ツイストフェース】への煽りを入れていたね。過去の名器を引き合いに出して」
PCM筒康博(以下、筒) 「天下のテーラーメイド本国CEOをつかまえて、なんという発言ですか…。しかも、初対面でギアオタ臭呼ばわり…。先生、今日も絶好調ですね!」
PCM編集長・村田辰也(以下、P編) 「まぁ、ギアオタの我々からすれば同感なんだけど、一般の方からすればどうなのかな。プレゼンの最初の方は、しきりにキーテクノロジーである【ツイストフェース】への煽りを入れていたね。過去の名器を引き合いに出して」
---【以下、米国CEOが記者発表冒頭に語ったこと】---
「2017年の結果を振り返るとパターは3倍。ウレタンボールも大幅に伸びた。38年の我々の歴史のポートフォリオでも、過去にないくらい2017年はビジネス的な成功を収めた。でも、2018年は画期的な年になるはず。テーラーメイドのポリシーとして、前の年の製品よりも、必ず測定可能な状態で進化していることが販売する条件だ。徹底的にプロダクト主義。プロダクト中心の戦略をとっているからだ。(中略)DJ、ラーム、ローズ、マキロイ、デイ、タイガー。これらチームテーラーメイド、世界一の奴らが我々の製品を高く評価している事実が重要。タイガーが来週サンディエゴの試合に出るし、楽しみだ」(テーラーメイド本社CEO、デイビッド・エイブルズ)
--------【記者発表の冒頭プレゼン内容】----------
●1979年にピッツバーグパーシモン、●2001年に『R300シリーズ』、●2004年の『r7 QUAD』でICTを発表。メタルウッドに革新的なテクノロジーを追加してきたテーラーメイドの歴史。今回、名前を変えるにふさわしいテクノロジーを持つ。すべて、革新的なテクノロジーが入ったものとなっている。
◆「ストレートディスタンス」(ジャスティン・ローズ談)【飛んで曲がらない】がコンセプト。
◆ドライバーに何を求めるか?のアマチュア調査で、アメリカでは66%が正確性、31%が飛距離だった。(NGF調べ)
◆今回は【ツイストフェース】で正確性、【ハンマーヘッド】で飛距離。この2つのキーテクノロジーで【飛んで曲がらない】を提供する。
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筒 「ぶんぶん丸の印象があるアメリカのゴルファーでも66%が飛距離よりも方向性を重視しているんですね。そりゃ、PINGが売れるはずだわ。でも、飛びがウリのキャロ『EPIC』がアメリカでも爆発的に売れて販売1位ですけど…」
筆者 「そりゃそうですよ。飛ばなくてもいいから曲がらないクラブが欲しいのであれば、ロフト13度以上のヘッドを振りやすいシャフトで短くリシャフトすれば済む話しですからね。新商品を買う理由というのは、新しいテクノロジーへの期待です。それによる劇的なパフォーマンスアップしか期待してない。逆に言えば、新しいテクノロジーがなければ、別に今あるドライバーを使えばいいわけで、新商品を買う必要もないでしょ。だから、テーラーメイドがここまで【ツイストフェース】を煽る理由は、今までの『M1』や『M2』が『M4』『M3』より方向性が劣っていたってことでしょう。どれだけ飛ぶクラブでも、ミスすれば飛距離をロスします。たとえ『EPIC』でも。そこを劇的に改善できると言いたいんでしょ?」
P編 「まぁ、待て長岡、結論を言うのは。早まるんじゃない。【ツイストフェース】の中身について細かい説明がされただろう?もう少しテーラーメイドの言い分も聞いてみよう。我々ギアオタクたちになぜ議論を呼んだのかも説明できていないし…」
「2017年の結果を振り返るとパターは3倍。ウレタンボールも大幅に伸びた。38年の我々の歴史のポートフォリオでも、過去にないくらい2017年はビジネス的な成功を収めた。でも、2018年は画期的な年になるはず。テーラーメイドのポリシーとして、前の年の製品よりも、必ず測定可能な状態で進化していることが販売する条件だ。徹底的にプロダクト主義。プロダクト中心の戦略をとっているからだ。(中略)DJ、ラーム、ローズ、マキロイ、デイ、タイガー。これらチームテーラーメイド、世界一の奴らが我々の製品を高く評価している事実が重要。タイガーが来週サンディエゴの試合に出るし、楽しみだ」(テーラーメイド本社CEO、デイビッド・エイブルズ)
--------【記者発表の冒頭プレゼン内容】----------
●1979年にピッツバーグパーシモン、●2001年に『R300シリーズ』、●2004年の『r7 QUAD』でICTを発表。メタルウッドに革新的なテクノロジーを追加してきたテーラーメイドの歴史。今回、名前を変えるにふさわしいテクノロジーを持つ。すべて、革新的なテクノロジーが入ったものとなっている。
◆「ストレートディスタンス」(ジャスティン・ローズ談)【飛んで曲がらない】がコンセプト。
◆ドライバーに何を求めるか?のアマチュア調査で、アメリカでは66%が正確性、31%が飛距離だった。(NGF調べ)
◆今回は【ツイストフェース】で正確性、【ハンマーヘッド】で飛距離。この2つのキーテクノロジーで【飛んで曲がらない】を提供する。
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筒 「ぶんぶん丸の印象があるアメリカのゴルファーでも66%が飛距離よりも方向性を重視しているんですね。そりゃ、PINGが売れるはずだわ。でも、飛びがウリのキャロ『EPIC』がアメリカでも爆発的に売れて販売1位ですけど…」
筆者 「そりゃそうですよ。飛ばなくてもいいから曲がらないクラブが欲しいのであれば、ロフト13度以上のヘッドを振りやすいシャフトで短くリシャフトすれば済む話しですからね。新商品を買う理由というのは、新しいテクノロジーへの期待です。それによる劇的なパフォーマンスアップしか期待してない。逆に言えば、新しいテクノロジーがなければ、別に今あるドライバーを使えばいいわけで、新商品を買う必要もないでしょ。だから、テーラーメイドがここまで【ツイストフェース】を煽る理由は、今までの『M1』や『M2』が『M4』『M3』より方向性が劣っていたってことでしょう。どれだけ飛ぶクラブでも、ミスすれば飛距離をロスします。たとえ『EPIC』でも。そこを劇的に改善できると言いたいんでしょ?」
P編 「まぁ、待て長岡、結論を言うのは。早まるんじゃない。【ツイストフェース】の中身について細かい説明がされただろう?もう少しテーラーメイドの言い分も聞いてみよう。我々ギアオタクたちになぜ議論を呼んだのかも説明できていないし…」