石川遼、片山晋呉が使う『フレループ』って何!?マーク金井を直撃「負けたら勝つんよ〜」(▼▼)b
国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の会場でこれを書いています。なぜか、練習日にクラブアナライザーのマーク金井氏が現れ、合流することに…。
配信日時:2018年4月11日 03時34分
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「長岡くん、ちょっと練習場来てぇ〜」
マーク金井(以下、マーク) 「長岡くん、ちょっと石川遼プロが練習してるから来てぇ〜」
筆者 「なんですか、マークさん。藪から棒に…」
マーク 「石川遼プロが、ボクも気に入って販売してる『フレループ』使ってんねん。見てみぃ、あの素振り。めっちゃフラットやろ〜?あれがめちゃくちゃ大事な動きのイメージだよ」
筆者 「……。マークさん、片山晋呉と石川遼って、マークさんから『フレループ』を購入したんでしたよね?確か、石川遼が『フレループ』をGETしたのって、ゴルフフェア前に片山晋呉のインスタグラムを見たのがきっかけでしたよね?マークさん、自宅まで持っていったんでしょ?ご近所さんだから」
マーク 「皆までバラさんでエエって、長岡く〜ん。そう、ボクは『ゴルフの竪琴』という練習器具も手がけていて、その頃からだから3年くらい前から2人とは付き合いがあってねぇ〜。というか、なんで石川遼プロがあんなにフラットなバックスイングするか分かる?長岡くん」
筆者 「いや、まったく分かりません。『フレループ』の素振りの時は、かなりフラットな素振りをしていますが、実際のスイングはそこまでフラットじゃなく見えますけど…」
マーク 「どこ見てんの。去年と全然スイングが違うじゃん。あのうねりの効いたフラットなバックスイングからの起こしの効いたニュアンスの素振り見てみぃや〜。彼は3年前に『ゴルフの竪琴』に興味を持って使ってくれたけど、すぐに使うのをやめたの。片山晋呉プロはずっと使ってくれてるけど、石川遼プロはクラブを立てて下ろす意識が強くてねぇ。そのニュアンスが真逆になってるのに気づかへんのぉ〜???おっ、石川プロが練習終わったみたいやから、話し聞いてみようよ」
筆者 「なんですか、マークさん。藪から棒に…」
マーク 「石川遼プロが、ボクも気に入って販売してる『フレループ』使ってんねん。見てみぃ、あの素振り。めっちゃフラットやろ〜?あれがめちゃくちゃ大事な動きのイメージだよ」
筆者 「……。マークさん、片山晋呉と石川遼って、マークさんから『フレループ』を購入したんでしたよね?確か、石川遼が『フレループ』をGETしたのって、ゴルフフェア前に片山晋呉のインスタグラムを見たのがきっかけでしたよね?マークさん、自宅まで持っていったんでしょ?ご近所さんだから」
マーク 「皆までバラさんでエエって、長岡く〜ん。そう、ボクは『ゴルフの竪琴』という練習器具も手がけていて、その頃からだから3年くらい前から2人とは付き合いがあってねぇ〜。というか、なんで石川遼プロがあんなにフラットなバックスイングするか分かる?長岡くん」
筆者 「いや、まったく分かりません。『フレループ』の素振りの時は、かなりフラットな素振りをしていますが、実際のスイングはそこまでフラットじゃなく見えますけど…」
マーク 「どこ見てんの。去年と全然スイングが違うじゃん。あのうねりの効いたフラットなバックスイングからの起こしの効いたニュアンスの素振り見てみぃや〜。彼は3年前に『ゴルフの竪琴』に興味を持って使ってくれたけど、すぐに使うのをやめたの。片山晋呉プロはずっと使ってくれてるけど、石川遼プロはクラブを立てて下ろす意識が強くてねぇ。そのニュアンスが真逆になってるのに気づかへんのぉ〜???おっ、石川プロが練習終わったみたいやから、話し聞いてみようよ」
「クラブを手でプレーンに通すんじゃなく、体が主で自然にプレーンに乗るスイングを目指した」(石川遼)
――スイング改造のきっかけは?
石川遼 「きっかけは昨年10月に、友人と世界のトップ選手の最先端スイングを研究したこと。ヘッド軌道を自分で作ろうとするのではなく、体を動かした結果、スイングプレーンに乗る打ち方を目指しました。今までと正反対のイメージですごく違和感がありましたが、具体的には切り返しでクラブを寝かせるイメージに変えました。今まではヘッド軌道をどこに通そう通そうとしていたので。「いける」という手応えを感じたのは1カ月前くらい。最近ですね」
――スイングプレーンに自然に乗るためには動きが逆だった?
石川遼 「要はインパクトで左手が浮くのがボクの長年の課題で、それさえ解消できればどこにバックスイングが上がろうが、ダウンスイングがどうだろうが、インパクトの再現性は高められる。そこに気づき、切り返しで寝かせるイメージをやってみようと思って試してみると、ストンッ!と手元が落ちたんですよ。そこからですね、時間をかけてやり続けてきました」
――『フレループ』に関しては?
石川遼 「片山晋呉さんのインスタを見たのがきっかけで、時系列としては自分がこのスイングに気づいてから確認のために最近になってこのフレループで素振りしながら使ってるという感じですね。今まではクラブを立てて下ろそうとするから、結果的にインパクトで手元が浮いてしまっていた。この真逆の動きに気づいて改善を実感したのは最近なので。今まではどうしても球を曲げたくなくて、ヘッドを真っすぐ、真っすぐ通そうとしていた。でも、そうするしかなかったんです。ボクの中では」
――今はまったく曲がらず、長いクラブで出球が揃っているが?
石川遼 「振り返ると2009年のドライバーショットが一番いいんですよ。そのときは切り返しでクラブを寝かせる動きがあったし、インパクトで手元も低い位置に下りてきていた。そのときの感覚が、今はもうないんですよね、9年近くもたっているんで。クラブの構造を理解せずに、曲げたくない一心で間違ったことをやっていた。人に言われてではなく、長く苦しんで自分自身で気づけたからこそ、今、そう言えます」
石川遼 「きっかけは昨年10月に、友人と世界のトップ選手の最先端スイングを研究したこと。ヘッド軌道を自分で作ろうとするのではなく、体を動かした結果、スイングプレーンに乗る打ち方を目指しました。今までと正反対のイメージですごく違和感がありましたが、具体的には切り返しでクラブを寝かせるイメージに変えました。今まではヘッド軌道をどこに通そう通そうとしていたので。「いける」という手応えを感じたのは1カ月前くらい。最近ですね」
――スイングプレーンに自然に乗るためには動きが逆だった?
石川遼 「要はインパクトで左手が浮くのがボクの長年の課題で、それさえ解消できればどこにバックスイングが上がろうが、ダウンスイングがどうだろうが、インパクトの再現性は高められる。そこに気づき、切り返しで寝かせるイメージをやってみようと思って試してみると、ストンッ!と手元が落ちたんですよ。そこからですね、時間をかけてやり続けてきました」
――『フレループ』に関しては?
石川遼 「片山晋呉さんのインスタを見たのがきっかけで、時系列としては自分がこのスイングに気づいてから確認のために最近になってこのフレループで素振りしながら使ってるという感じですね。今まではクラブを立てて下ろそうとするから、結果的にインパクトで手元が浮いてしまっていた。この真逆の動きに気づいて改善を実感したのは最近なので。今まではどうしても球を曲げたくなくて、ヘッドを真っすぐ、真っすぐ通そうとしていた。でも、そうするしかなかったんです。ボクの中では」
――今はまったく曲がらず、長いクラブで出球が揃っているが?
石川遼 「振り返ると2009年のドライバーショットが一番いいんですよ。そのときは切り返しでクラブを寝かせる動きがあったし、インパクトで手元も低い位置に下りてきていた。そのときの感覚が、今はもうないんですよね、9年近くもたっているんで。クラブの構造を理解せずに、曲げたくない一心で間違ったことをやっていた。人に言われてではなく、長く苦しんで自分自身で気づけたからこそ、今、そう言えます」
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⇒マーク金井、大興奮!