大山志保の5年ぶりとなるドライバー変更を後押しした“ぶっ飛び”シャフト
国内女子ツアーが開幕し、序盤戦はセッティング変更などのクラブの話題が多くなるが、一番の驚きは大山志保のドライバー変更。その理由はPINGの新ヘッドだけでなく、シャフト面でも大きな出会いがあったからだとか…
配信日時:2016年4月11日 03時00分
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前作『G30ドライバー』に手ごたえはあった。だがシャフトが…
めったにギアを変えない大山志保が5年ぶりにドライバーを変えた。大山は長らく11年に発売された『G20 ドライバー (11年) 』を使用。シードを失うなどの苦しい時期を乗り越え2年ぶりとなる復活優勝を挙げた2013年の『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』はもちろん、世界を沸かせた2015年『全米女子オープン』で5位タイに入ったときも手には長年使ってきた相棒が握られていた。
そんな大山が、PING社の前作『G30 ドライバー (14年)』を長きに渡ってテストしていたことはあまり知られていない。
結論から言えば使用することはなかったが、早々に同UTを導入するなど、ヘッドの“打感”や“弾き”はとても気に入っていた。だがネックはシャフトにあった。
そんな大山が、PING社の前作『G30 ドライバー (14年)』を長きに渡ってテストしていたことはあまり知られていない。
結論から言えば使用することはなかったが、早々に同UTを導入するなど、ヘッドの“打感”や“弾き”はとても気に入っていた。だがネックはシャフトにあった。
慣れ親しんだエースシャフトを移行できず、『G30』投入を断念した前例
『G20 ドライバー (11年) 』に差していたシャフトはPING社のオリジナルシャフトである『TEC330D(SK)』。ロフト調整機能がついている『G30 ドライバー (14年)』には構造上、このシャフトを差すことができなかったのである。
それでも『G30 ドライバー (14年)』に合うシャフトを求め、様々なシャフトを試した。だが、“コレ”という手ごたえがあるものは見つからず。結果として『G30 ドライバー (14年)』の導入を断念した経緯があった。
そんな前例があったから、大山がドライバーをPING社の最新モデル『G ドライバー』に変更したと聞いて驚いた。しかもシャフトも同時に変えたというから、まさに二重の驚きだった。
「(Gドライバーを打ったら)飛距離が10ヤードくらい違って“コレだ”と思えるのにやっと出会いました。高弾道でG20よりもはるか先に…」と大山。とはいえ、ヘッドに合うシャフトがなければこれまでの大山なら変更しないはず。だが、見つかったのだ。
それでも『G30 ドライバー (14年)』に合うシャフトを求め、様々なシャフトを試した。だが、“コレ”という手ごたえがあるものは見つからず。結果として『G30 ドライバー (14年)』の導入を断念した経緯があった。
そんな前例があったから、大山がドライバーをPING社の最新モデル『G ドライバー』に変更したと聞いて驚いた。しかもシャフトも同時に変えたというから、まさに二重の驚きだった。
「(Gドライバーを打ったら)飛距離が10ヤードくらい違って“コレだ”と思えるのにやっと出会いました。高弾道でG20よりもはるか先に…」と大山。とはいえ、ヘッドに合うシャフトがなければこれまでの大山なら変更しないはず。だが、見つかったのだ。