平均342ヤード!?ウェブドットコムツアーの飛ばし王、キャメロン・チャンプは何を使ってる?
平均342ヤード!?ウェブドットコムツアーの飛ばし王、キャメロン・チャンプは何を使ってる?
配信日時:2018年9月12日 09時35分
R&AとUSGAの「2017ディスタンスレポート」で、昨季は世界中のツアーで大幅な平均飛距離の伸びが記録された。一番伸びたのが+6.9ヤードのウェブドットコムツアー(米国下部ツアー)だ。そして、PGAツアー昇格を目指す若者たちが集う場では、今季、さらに飛距離が伸びている。
⇒R&AとUSGAが「2017ディスタンスレポート」を発表、世界中で飛距離が一挙に伸びた理由は?
中でも、強烈な存在感を放っているのが、現在ドライビングディスタンス1位に立っている、昨年プロ転向した23歳のキャメロン・チャンプだ。
今年ウェブドットコムツアー19試合に出場(PGAツアーは6試合)し、平均342ヤード(2位は333.7ヤード)を飛ばしながら、68.19%(37位)と、高いFWキープ率をも両立。曲げないように振って平均342ヤードというから恐れ入る。(今季のPGAツアーの1位はローリー・マキロイの320ヤード)
チャンプの身長は183センチ、体重79.4キロの筋肉質で締まった体格。動画を見る限り、オーバースイングでもなく、締まったトップからの高速回転。そのロンゲストドライブは425ヤード(4位)。いったい、男はどんなドライバーを使っているのか。
契約するPINGのサイトにその答えがある。使用するのは9°表示の『G400MAX』で、このモデルは既報のとおり、PGAツアーのトップクラスの飛ばし屋たちがこぞって愛用する。(トレイ・マリナックス、トニー・フィナウ、トム・ラブレディも『G400MAX』のリアルロフトが少ないヘッドを使用)
⇒PGAツアーの飛ばし屋10傑は何を使ってる?一番人気ドライバーは、なんと3人が被る結果に!
チャンプの場合は、リアルロフト8.9°、シャフトはフジクラの米国仕様『Fujikura Pro White60』(ノーカットで60g)のフレックスXを1.5インチチップカット、クラブ長さ44.75インチで使用している。鉛やウェイトなど細かい仕様は確認できないが、単純計算で総重量は310グラム以下になるはずだ。
テレビ放映で確認する限り、通常のスイングに見えてボールスピードが192マイル/時も出ている。これは、日本で馴染みのある数字に換算すると「85.83m/s」となり、ミート率1.48と仮定すれば、ヘッドスピードは58m/s弱は出ている計算になる。(今季のPGAツアーの平均ヘッドスピード1位はキース・ミッチェルの55.73m/s)
飛び抜けた飛ばし屋には弱点があることも多いものだが、チャンプはパーオン率も高く、平均スコアも3位。7月にウェブドットコムツアーで1勝するなど、賞金ランクも6位につける。桁外れの“曲げない”飛ばし屋がPGAツアーのファンを熱狂させる日が近づいている。
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中でも、強烈な存在感を放っているのが、現在ドライビングディスタンス1位に立っている、昨年プロ転向した23歳のキャメロン・チャンプだ。
今年ウェブドットコムツアー19試合に出場(PGAツアーは6試合)し、平均342ヤード(2位は333.7ヤード)を飛ばしながら、68.19%(37位)と、高いFWキープ率をも両立。曲げないように振って平均342ヤードというから恐れ入る。(今季のPGAツアーの1位はローリー・マキロイの320ヤード)
チャンプの身長は183センチ、体重79.4キロの筋肉質で締まった体格。動画を見る限り、オーバースイングでもなく、締まったトップからの高速回転。そのロンゲストドライブは425ヤード(4位)。いったい、男はどんなドライバーを使っているのか。
契約するPINGのサイトにその答えがある。使用するのは9°表示の『G400MAX』で、このモデルは既報のとおり、PGAツアーのトップクラスの飛ばし屋たちがこぞって愛用する。(トレイ・マリナックス、トニー・フィナウ、トム・ラブレディも『G400MAX』のリアルロフトが少ないヘッドを使用)
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チャンプの場合は、リアルロフト8.9°、シャフトはフジクラの米国仕様『Fujikura Pro White60』(ノーカットで60g)のフレックスXを1.5インチチップカット、クラブ長さ44.75インチで使用している。鉛やウェイトなど細かい仕様は確認できないが、単純計算で総重量は310グラム以下になるはずだ。
テレビ放映で確認する限り、通常のスイングに見えてボールスピードが192マイル/時も出ている。これは、日本で馴染みのある数字に換算すると「85.83m/s」となり、ミート率1.48と仮定すれば、ヘッドスピードは58m/s弱は出ている計算になる。(今季のPGAツアーの平均ヘッドスピード1位はキース・ミッチェルの55.73m/s)
飛び抜けた飛ばし屋には弱点があることも多いものだが、チャンプはパーオン率も高く、平均スコアも3位。7月にウェブドットコムツアーで1勝するなど、賞金ランクも6位につける。桁外れの“曲げない”飛ばし屋がPGAツアーのファンを熱狂させる日が近づいている。