「ほんまにホンマ!?」片山晋呉『TW747』ドライバー投入のなぜ【記者の目】
「ほんまにホンマ!?」片山晋呉『TW747』ドライバー投入のなぜ【記者の目】
配信日時:2018年9月27日 23時37分
<トップ杯東海クラシック 初日◇27日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,330ヤード・パー72)>
片山晋呉が8アンダーの首位発進だ。「雑誌に書いてあったのを試したら良かった」と、フォローで押すパッティング練習を取り入れたことが功を奏した。そして、もう一つの大きなサプライズがあった。それが、ホンマの新作と思しき『TW747』ドライバーの投入だ。
⇒ホンマの新作『TW747』? ノンカチャ愛用者のボミが、まさかの可変を使うとは…
片山晋呉といえば、オノフ。オノフといえば、片山晋呉。2009年3月から長きに渡って契約してきたはずだが、この日の片山のキャップは、まさかの真っ白&ノーロゴ…。関西人の筆者は現地記者から一報を聞くなり、「ほんまにホンマ!?」とナチュラルにダジャレをかましてしまった…。なにやら不穏な空気が漂っている。もしや、契約が外れてしまったのだろうか。
そして、練習日時点で片山自身が「これから、全てのメーカーのドライバーを打つよ。最近はどこのメーカーも良くなっているからね。でも、これは初速が出てた」と本誌記者に『TW747』の良さを漏らしていた。と、同時に「シャフトはよくわからんけど、とにかくいろいろテストするよ」と話していた。
本誌記者は、話を聞いた時にはさして疑いを持たなかったという。なにしろ、お茶目な片山のこと…。恒例の連続写真の撮影ホールでは、度々報道陣にイタズラを仕掛けることも多いからだ。毎年、ネタを仕込み、ある年は木の枝をシャフトにくっつけ、カメラマンが撮り逃さぬように撮影した瞬間、ヘッドがポロッと落ちたことも…。片山はしてやったりで、こういったイタズラ前科が複数あるのだ…。「連続ホールでの片山はイタズラする」本誌記者はこの常識に従い、話を半分に聞いていたとか。
この日、片山が投入した『TW747』は、イボミや小田孔明が手にしていた小ぶりなものとは違い、かなり大型サイズのもの。そして、クラブを手渡したホンマの赤羽亮二氏は、下記のように語っている。
「今週お渡ししたのですが、一発目からかなり飛距離が出ていて“めっちゃ飛ぶ”とおっしゃっていました。その後も打つ度に“これいいね”や“今まで打ったのと全然違う。すごいね”など言っていただき、最後には“好きだなぁ”と。『TW747』の460ccのものです」
初日の爆発後、赤羽氏はホールアウトしたすぐ後に、片山の話を聞きに行っていた。「どうでしたか?」と。すると、片山いわく「すごくいい球とそうでもない球が出る。なぜかは分からない。でも、(8アンダースタートに)いいってことでしょう!」。
初日は雨でランが出ない中、FWキープ率64.29%(8位タイ)の261.5ヤード(90位タイ)だったが、2日目以降も『TW747』を使うのか? それとも別のモデルを使用するのか? グローブライドとの契約はどうなっているのか?? もしや、お茶目な片山のハードなイタズラなのか??? いろんな意味で片山の動向から目が離せない。
Text/Mikiro Nagaoka
片山晋呉が8アンダーの首位発進だ。「雑誌に書いてあったのを試したら良かった」と、フォローで押すパッティング練習を取り入れたことが功を奏した。そして、もう一つの大きなサプライズがあった。それが、ホンマの新作と思しき『TW747』ドライバーの投入だ。
⇒ホンマの新作『TW747』? ノンカチャ愛用者のボミが、まさかの可変を使うとは…
片山晋呉といえば、オノフ。オノフといえば、片山晋呉。2009年3月から長きに渡って契約してきたはずだが、この日の片山のキャップは、まさかの真っ白&ノーロゴ…。関西人の筆者は現地記者から一報を聞くなり、「ほんまにホンマ!?」とナチュラルにダジャレをかましてしまった…。なにやら不穏な空気が漂っている。もしや、契約が外れてしまったのだろうか。
そして、練習日時点で片山自身が「これから、全てのメーカーのドライバーを打つよ。最近はどこのメーカーも良くなっているからね。でも、これは初速が出てた」と本誌記者に『TW747』の良さを漏らしていた。と、同時に「シャフトはよくわからんけど、とにかくいろいろテストするよ」と話していた。
本誌記者は、話を聞いた時にはさして疑いを持たなかったという。なにしろ、お茶目な片山のこと…。恒例の連続写真の撮影ホールでは、度々報道陣にイタズラを仕掛けることも多いからだ。毎年、ネタを仕込み、ある年は木の枝をシャフトにくっつけ、カメラマンが撮り逃さぬように撮影した瞬間、ヘッドがポロッと落ちたことも…。片山はしてやったりで、こういったイタズラ前科が複数あるのだ…。「連続ホールでの片山はイタズラする」本誌記者はこの常識に従い、話を半分に聞いていたとか。
この日、片山が投入した『TW747』は、イボミや小田孔明が手にしていた小ぶりなものとは違い、かなり大型サイズのもの。そして、クラブを手渡したホンマの赤羽亮二氏は、下記のように語っている。
「今週お渡ししたのですが、一発目からかなり飛距離が出ていて“めっちゃ飛ぶ”とおっしゃっていました。その後も打つ度に“これいいね”や“今まで打ったのと全然違う。すごいね”など言っていただき、最後には“好きだなぁ”と。『TW747』の460ccのものです」
初日の爆発後、赤羽氏はホールアウトしたすぐ後に、片山の話を聞きに行っていた。「どうでしたか?」と。すると、片山いわく「すごくいい球とそうでもない球が出る。なぜかは分からない。でも、(8アンダースタートに)いいってことでしょう!」。
初日は雨でランが出ない中、FWキープ率64.29%(8位タイ)の261.5ヤード(90位タイ)だったが、2日目以降も『TW747』を使うのか? それとも別のモデルを使用するのか? グローブライドとの契約はどうなっているのか?? もしや、お茶目な片山のハードなイタズラなのか??? いろんな意味で片山の動向から目が離せない。
Text/Mikiro Nagaoka