＜セーフウェイ・オープン 最終日◇7日◇シルバラード・リゾート＆スパコース（7,166ヤード・パー72）＞

米国男子ツアーの新シーズン開幕戦「セーフウェイ・オープン」最終日。トータル16アンダー単独首位からスタートしたブラント・スネデカー（米国）が2つスコアを落としたことで、追いついたライアン・ムーア、ケビン・ツウェイ（ともに米国）とトータル14アンダーで並び、3者によるプレーオフに。10番パー4に移った3ホール目に、ツウェイがバーディを奪取し、初勝利を手にした。

⇒平均342ヤード！？ウェブドットコムツアーの飛ばし王、キャメロン・チャンプは何を使ってる？

この開幕戦では、ウェブドットコムツアーからの昇格組も出場。昨季のウェブドットコムツアーのドライビングディスタンス王・平均343.7ヤードを誇る、キャメロン・チャンプも7アンダーの25位で完走した。早速、まだ1試合のみだが、オールドライブのドライビングディスタンスを見てみると、3位の328.4ヤードとチャンプにしては寂しい数字。

ただし、最終日だけでも350ヤード以上を記録したホールが6番（358y）、8番（378y）、13番（400y）、16番（373y）、18番（398y）と5ホールを記録。（3日目は350ヤード以上が3ホール、2日目は0ホール、初日は1ホール）この試合ではFWキープ率が50％とドライバーの調子がさほど良くなかった模様だ。（チャンプの昨季のFWキープ率は70％近い）

ウェブドットコムツアーでは、フェアウェイの幅が広いフィールド的に、飛ばし屋がびゅんびゅん振れる状況だったのか。それとも、この試合でのチャンプのドライバーの出来の問題なのか。いずれにせよ、平均343.7ヤードの豪打の片鱗を最終日に見せつけたチャンプ。今後の試合の豪打炸裂、PGAツアーを見る新たな楽しみを我々に与えてくれる。