フジクラの最新モデル『Speeder EVOLUTION』を打ってみた!【TANABEE試打番外編】
フジクラの最新モデル『Speeder EVOLUTION』を打ってみた!【TANABEE試打番外編】
配信日時:2014年9月4日 02時05分
藤倉ゴムが開催した新製品『Speeder EVOLUTION(スピーダーエボリューション)』の試打会にALBA.Netを代表して参加してきました。今回は番外編として『Speeder EVOLUTION』の試打インプレッションをお伝えしたいと思います。
【関連ニュース】“ハジキ”を徹底追求!“飛常識”を超えるスピーダーが新登場
まず簡単に製品説明をすると、『Speeder EVOLUTION』は「Speeder」シリーズ特有の“ハジキ”を徹底追究して開発されています。高弾性・高強度の新素材を採用し、人工衛星に採用されている技術を応用するなど、様々な工夫を凝らすことで“安定した振り心地”も同時に実現しています。まさに「飛ぶシャフト」の最高峰とも言うべき製品に仕上がっているようです。
ちなみにこの『Speeder EVOLUTION』はすでに多くのツアープロがテスト及び使用を開始。手嶋多一プロはこのシャフトを使用して「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」制覇を果たしています。それでは重量別に試打を進めていきましょう。
まず試打したのは60g台の『Speeder 661 EVOLUTION』。SフレックスとXフレックスの2モデルを試打しましたが、いずれも第一印象はしっかり“叩ける”ということでした。私のイメージでは「Speeder」シリーズはシャフト中間から先端にかけての動きが大きく、ゆったりスイングするタイプの人に合うシャフトだと思っていましたが、最新作は少し雰囲気が異なるようです。
比較として前作の『Motore Speeder』の同じ重量帯のモデルを試打してみましたが、シャフト中間部の硬さに大きな違いがありました。どちらのモデルもキックポイントは先中調子ということでしたが、『Speeder EVOLUTION』の感触は中調子に近いものになっています。シャフトは全体的に挙動が安定していて、しっかりした印象ですが、インパクトの瞬間は先端部が力強くボールを弾いてくれます。「Speeder」シリーズのハジキ感とつかまりの良さを残しつつ、叩きやすい安定感を持たせたシャフトだと言えます。
その後は、70g台の『Speeder757 EVOLUTION』や50g台の『Speeder569 EVOLUTION』を試打しました。基本的に「ハジキ」と「安定感」が両立された特性は共通していて、757は重量感がある分だけ、ボールが強く低くなりました。ヘッドの性質もあると思いますが、これは私のパワーでもややボールを上げづらい印象でしたので、ヘッドスピードが50m/s前後のかなりのパワーヒッター向きだと思います。
一方で、幅広いレベル、パワーのプレーヤーにおススメしたのが50g台の569です。今回はSRフレックスやSフレックスを試打しましたが、軽量で振りやすくなっている上に、しっかりした「ハジキ」と「安定感」は健在。ボールの強さはそのままにやさしく高さを出すことができますので、HS40m/s前後のプレーヤーが飛距離アップできそうです。
ちなみに今回の『Speeder EVOLUTION』は重量がやや重めに設定されます。例を挙げると、50g台の『Speeder 569 EVOLUTION』のSフレックスで57.5g、60g台の『Speeder 661 EVOLUTION』のSフレックスで66gとなっています。例えば、普段70g台のシャフトを使用している人でも、『Speeder EVOLUTION』では60gを選択した方が良いかもしれません。
まとめると、『Speeder EVOLUTION』を試打して「Speeder」シリーズのイメージが大きく変わりました。今まではある程度、限定されたスイングタイプやパワーのプレーヤーが飛距離を伸ばせるシャフトだと思っていましたが、この最新モデルはかなり万人向け。重量帯とシャフトフレックスをしっかり選択すれば、あらゆるプレーヤーに“飛距離アップ”と“安定感”という恩恵をもたらしてくれます。
製品に関する詳細情報は公式HPを参照。
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まず簡単に製品説明をすると、『Speeder EVOLUTION』は「Speeder」シリーズ特有の“ハジキ”を徹底追究して開発されています。高弾性・高強度の新素材を採用し、人工衛星に採用されている技術を応用するなど、様々な工夫を凝らすことで“安定した振り心地”も同時に実現しています。まさに「飛ぶシャフト」の最高峰とも言うべき製品に仕上がっているようです。
ちなみにこの『Speeder EVOLUTION』はすでに多くのツアープロがテスト及び使用を開始。手嶋多一プロはこのシャフトを使用して「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」制覇を果たしています。それでは重量別に試打を進めていきましょう。
まず試打したのは60g台の『Speeder 661 EVOLUTION』。SフレックスとXフレックスの2モデルを試打しましたが、いずれも第一印象はしっかり“叩ける”ということでした。私のイメージでは「Speeder」シリーズはシャフト中間から先端にかけての動きが大きく、ゆったりスイングするタイプの人に合うシャフトだと思っていましたが、最新作は少し雰囲気が異なるようです。
比較として前作の『Motore Speeder』の同じ重量帯のモデルを試打してみましたが、シャフト中間部の硬さに大きな違いがありました。どちらのモデルもキックポイントは先中調子ということでしたが、『Speeder EVOLUTION』の感触は中調子に近いものになっています。シャフトは全体的に挙動が安定していて、しっかりした印象ですが、インパクトの瞬間は先端部が力強くボールを弾いてくれます。「Speeder」シリーズのハジキ感とつかまりの良さを残しつつ、叩きやすい安定感を持たせたシャフトだと言えます。
その後は、70g台の『Speeder757 EVOLUTION』や50g台の『Speeder569 EVOLUTION』を試打しました。基本的に「ハジキ」と「安定感」が両立された特性は共通していて、757は重量感がある分だけ、ボールが強く低くなりました。ヘッドの性質もあると思いますが、これは私のパワーでもややボールを上げづらい印象でしたので、ヘッドスピードが50m/s前後のかなりのパワーヒッター向きだと思います。
一方で、幅広いレベル、パワーのプレーヤーにおススメしたのが50g台の569です。今回はSRフレックスやSフレックスを試打しましたが、軽量で振りやすくなっている上に、しっかりした「ハジキ」と「安定感」は健在。ボールの強さはそのままにやさしく高さを出すことができますので、HS40m/s前後のプレーヤーが飛距離アップできそうです。
ちなみに今回の『Speeder EVOLUTION』は重量がやや重めに設定されます。例を挙げると、50g台の『Speeder 569 EVOLUTION』のSフレックスで57.5g、60g台の『Speeder 661 EVOLUTION』のSフレックスで66gとなっています。例えば、普段70g台のシャフトを使用している人でも、『Speeder EVOLUTION』では60gを選択した方が良いかもしれません。
まとめると、『Speeder EVOLUTION』を試打して「Speeder」シリーズのイメージが大きく変わりました。今まではある程度、限定されたスイングタイプやパワーのプレーヤーが飛距離を伸ばせるシャフトだと思っていましたが、この最新モデルはかなり万人向け。重量帯とシャフトフレックスをしっかり選択すれば、あらゆるプレーヤーに“飛距離アップ”と“安定感”という恩恵をもたらしてくれます。
製品に関する詳細情報は公式HPを参照。