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    進化する“溝”アイアン!『ROCKETBLADEZ』から新作『Psi』までの変遷を振り返る

    進化する“溝”アイアン!『ROCKETBLADEZ』から新作『Psi』までの変遷を振り返る

    配信日時:2016年1月7日 10時17分

    • ギア
    テーラーメイドの“溝搭載アイアン”の変遷は?
    テーラーメイドの“溝搭載アイアン”の変遷は? (撮影:ALBA)
    • ロケットブレイズからアイアンにも溝を搭載し、Psiで4代目
    • MAT-T新橋オペレーター・石井保行プロは精悍さが増した見た目とミスヒットに強くなった点を評価
    • コンパクトなヘッドでも、球の上がりやすさなどやさしさを感じることができる
    • 5番でキャリー180ヤード、7番でキャリー160ヤード、「安定して5ヤードくらい飛距離が伸びています(石井)」
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     いまや当たり前のようにドライバーヘッドのソールやクラウンには“溝(スリット)”が搭載。たわみによって反発係数を高めることでの飛距離アップ、打点のブレへの寛容性アップなど謳われ、市場に投入されるドライバーは年々様々な進化を遂げているが“溝の元祖”として傘下のアダムスゴルフともに“溝搭載クラブ”をいち早く市場に投入してきたのはテーラーメイドだ。

     2012年に発売された『RBZ(ロケットボールズ)FW』は“ドライバーよりも飛ぶスプーン”として、以降に続く“ぶっ飛び3Wブーム”に火をつけたが、同クラブに搭載された“スピードポケット=溝”を採用した『ROCKETBLADEZ(ロケットブレイズ)アイアン』も同年に発売。通常のクラブより1〜2番手飛ぶとして話題になり、その後もテーラーメイドのアイアンは進化を続けている(→【関連】アイアンにも“スピードポケット”が!「ROCKETBLADEZアイアン」)。

     2代目となる『SpeedBlade(スピードブレイド)アイアン』では、フェース下部でインパクトしているアマチュアゴルファーの傾向を想定し、キャビティ部分とスリット部分が貫通した“貫通型スピードポケット”を採用。よりフェース下部の柔軟性を向上させ、オフセンターヒット時でも安定した飛距離をもたらせるクラブへと進化した(→【関連】高弾道で大きな飛距離『スピードブレイズアイアン』)。

     3代目となる『RSiアイアン シリーズ(RSi1/RSi2/RSiTP)』では、従来のソール溝だけでなく、フェースのトゥ・ヒールに縦に入った溝“フェーススロット”も採用。打点のズレによるミスショット時の飛距離ロスを最小限に留め、“フェースの先っぽ当たってのへなちょこスライス”“ヒール側に当たってのローボールの引っかけ”、誰しもが思い当たるであろうミスも防いでくれる効果を生み出した(→【関連】フェースに溝を搭載したRsiアイアン “芯外し”でも距離が変わらない!?)。

     そして2015年12月に発売された『Psiアイアン』は“溝搭載アイアン”としては4代目。「ROCKETBLADEZからSpeedBlade、RSi、PSiまでのスピードポケットの進化は、飛びに加えて安定性が向上していることですが、今回の『PSiアイアン』は中・上級者が使える飛び系アイアンの開発を進め、形状・打感にこだわったアイアンとして誕生しました(テーラーメイドプロダクト担当)」という言うとおり、打感、アドレス時の見た目のスッキリ感などに変化が…。

     MAT-T新橋オペレーター・石井保行プロに試打してもらい、打感や見た目の感想を聞くと「私は前作の『Rsiアイアン』を使用しているのですが比べてみて、まず構えた感じがいいですよね。アイアンは顔といいますがストレートネックでシンプルな顔。ミスヒットに対する寛容性が上がっているからだと思いますが、飛距離は安定してキャリーで5ヤード程度伸びていますし、球も上がりやすくなっていますね」と精悍さが増した上でミスヒットに強くなったとの評価(→試打結果はこちら)。

     『PSiアイアン』は“360°アンダーカットキャビティ”を搭載し、コンパクトなヘッドでも大きな反発力を生み出すので“大型ヘッドが苦手な中・上級者”でもやさしさの恩恵を受けられるだけに、2015年にアイアンで悩んだ人は検討してはどうだろうか。

    テーラーメイド Psiアイアン スペシャルコンテンツ【外部サイト】

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