最終日最終組で回った表純子が前半9ホールで“＋9”と大きくスコアを落としたのにも関わらず最終日途中に強風の影響で中止になり、まさかの優勝となった『リゾートトラストレディス』。現地で見つけた新ギア情報は…？

（1）成田美寿々、パター問題に光が差す!?

　今季は予選落ちが頻発し、同大会まで最高成績が開幕戦『ダイキンオーキッドレディス』26位タイと“らしくない”プレーが続いていた成田美寿々。原因のひとつはパター問題。『Yamada Putter（山田パター）』などツアーでは珍しい地クラブを過去にも使用し、今季開幕からは『BENOCK（べノック）パター』の愛用を宣言していたが、『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』から早々にマグレガー社のL字パター『トミー・アーマーIMG5』に変更。（関連画像→『トミー・アーマーIMG5』を持ってニッコリの成田美寿々）

　これも『サイバーエージェントレディス』初日に3パットを6度記録したことで、2日目からチェンジ。現在はスコッティキャメロンのプロトタイプ（ピンタイプ）を使用しているが、名器『トミー・アーマーIMG5』の流れを汲んでおり“つられるように”ライ角を調整して長さも35インチに。

　尾崎将司が使用し、日本でもブームを巻き起こした往年の名器を使ったことで「機械的に打っていた私が、感性を生かしてラインを作るパッティングに変わってきた。曲線的にラインを作ることでボールがコロがっていくイメージができる」と良い感触を得ているという成田。ジュニア時代から練習器具で“ガチガチ”に直線的なライン作りをしてきただけに「パターを変えてもこのスタイルでやって行きたいと思った」のだとか。

（2）前田陽子 『ほけんの窓口レディース』から優勝セッティングに戻す!?

　ここまで最高順位20位タイと不振にあえいでいる前田陽子。昨年も『サマンサタバサ・ガールズコレクションレディース』で1勝を挙げているが、5月中旬からその当時のセッティングにすべて戻したのだとか。ドライバーは『i25 ドライバー』、ハイブリッドは『PING G25』など慣れ親しんだクラブで巻き返しを狙っている。


＜過去大会の旬ネタ情報はこちら！＞

★第12戦 中京テレビ・ブリヂストンレディス編★

★第11戦 ほけんの窓口レディース編★

★第10戦 サロンパスカップ編★

★第9戦 サイバーエージェントレディス編★

★第8戦 フジサンケイレディス編★

★第6戦 スタジオアリス女子オープン編★

★第5戦 ヤマハレディース編★

★第4戦 アクサレディス編★

★第3戦 Tポイントレディス編★

★第2戦 PRGRレディス編★

★開幕戦で激写！女子プロセッティング特集★