国内のFW大流行、契約プロの大活躍、ナイキ勢の使用…ツアーの話題を席巻したMシリーズ
国内のFW大流行、契約プロの大活躍、ナイキ勢の使用…ツアーの話題を席巻したMシリーズ
配信日時:2016年12月13日 08時06分
2016年の国内ツアーの日程も『Hitachi 3Tours Championship 2016』終了。今季も1年を通じて多くのクラブがツアーで話題となったが、国内外含めて最も話題をさらったのはテーラーメイドの”Mシリーズ"だろう。年間を通して継続して注目されただけに、2016年のツアーを席巻したといっても異論はないはずだ。
まず一つ目のトピックは、国内ツアーでの『M2フェアウェイウッド』の大流行。4月の男子ツアー国内開幕戦『東建ホームメイトカップ』から契約外の選手がこぞって投入。序盤戦の時点で30名を超えるプロが、3番ウッドを『M2』にスイッチ。キム・キョンテ、藤田寛之ら他メーカーの看板選手が使用した事実は"使わざるを得ない"ほどの完成度だったことの証明だろう。流行はシニアツアーでも同様。シニアでは『グローレF ドライバー』が圧倒的な使用率を誇っているが、『グローレ Fドライバー』×『M2 FW』のテーラーメイドセットでウッドを固めるプロが急増した。2012年に発売で大ヒットを記録した“RBZ(ロケットボールズ)”以来の衝撃だったと言える。
→ツアーを席巻中!! 『M2 フェアウェイウッド』の実力とは?
→男子、シニアで大流行 『M2 フェアウェイウッド』 を調査
二つ目のトピックは、海外契約選手の例年以上の活躍。ジェイソン・デイは世界ランク1位の座に君臨し続け、ダスティン・ジョンソンは『全米オープン』で悲願のメジャー初制覇を遂げてツアー年間最優秀選手に選ばれた。デイ、ジョンソンはともに3勝づつを挙げて年間最多勝。2015-2016シーズン終了時点では、『M1ドライバー&FW』を使う2枚看板が世界ランク1位&2位のワンツーフィニッシュとなっていた(※12月11日現在はデイが1位、ジョンソンが3位)。
→テーラーメイドの2枚看板、J・デイ&D・ジョンソンのセッティングは?
また112年ぶりの種目復活となったリオ五輪で金メダルを獲得したのはジャスティン・ローズ。『M2ドライバー&3W』を武器に90%近いフェアウェイキープ率を叩き出し、ヘンリック・ステンソンとの熱戦を制した。
最後に衝撃を与えたのはナイキ勢の『M2シリーズ』投入だ。ナイキは2016年8月4日に、ゴルフクラブ、ボールおよびバックを含むエクイップメントビジネスから撤退する決断をしたと発表。タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイらは"新たなクラブ契約先"を探す必要性に迫られたが、動きが見られたのは松山英樹が日本勢初の世界選手権シリーズ制覇を達成した『WGC-HSBCチャンピオンズ』。
ローリー・マキロイがテーラーメイドの『M2ドライバー&フェアウェイウッド』を使用し、他のナイキアスリートがこぞって“Mシリーズ”を実戦投入していた。契約先を模索するなかで、テストの意味合いも込めての使用であることは想像できるが、ここまで一気に変更してきたことは驚きだ。
→マキロイ、ケプカ、ケーシー…ナイキ勢が揃って“M”を実戦投入
→マキロイらナイキの看板選手が『M2 ドライバー』に続々変更!?
そして"トドメ"はタイガーの1年3ヶ月ぶりの復帰戦「ヒーローワールドチャレンジ」。ドライバーは『M2』に代わり、FWも同社の『M1』をバッグに入れた。マキロイの使用段階でもかなりのインパクトがあったが、試合前から国内外でさらに大きな話題となった。
『M1シリーズ』が2015年12月発売、『M2シリーズ』が2016年3月発売で、この時点で"Mファミリー"が出揃ったわけだが、2014-2015年シーズンのツアープレーオフシリーズ「BMW選手権」で、デイが『M1ドライバー』を実戦投入・即優勝という結果を得た時点から2016年終了時まで、国内外ツアーでの注目度が途切れることなく、モデルチェンジを迎えることになる。2017年に発表されるであろう"Mシリーズ時期モデル"への期待度も高まるばかりだ。
まず一つ目のトピックは、国内ツアーでの『M2フェアウェイウッド』の大流行。4月の男子ツアー国内開幕戦『東建ホームメイトカップ』から契約外の選手がこぞって投入。序盤戦の時点で30名を超えるプロが、3番ウッドを『M2』にスイッチ。キム・キョンテ、藤田寛之ら他メーカーの看板選手が使用した事実は"使わざるを得ない"ほどの完成度だったことの証明だろう。流行はシニアツアーでも同様。シニアでは『グローレF ドライバー』が圧倒的な使用率を誇っているが、『グローレ Fドライバー』×『M2 FW』のテーラーメイドセットでウッドを固めるプロが急増した。2012年に発売で大ヒットを記録した“RBZ(ロケットボールズ)”以来の衝撃だったと言える。
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また112年ぶりの種目復活となったリオ五輪で金メダルを獲得したのはジャスティン・ローズ。『M2ドライバー&3W』を武器に90%近いフェアウェイキープ率を叩き出し、ヘンリック・ステンソンとの熱戦を制した。
最後に衝撃を与えたのはナイキ勢の『M2シリーズ』投入だ。ナイキは2016年8月4日に、ゴルフクラブ、ボールおよびバックを含むエクイップメントビジネスから撤退する決断をしたと発表。タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイらは"新たなクラブ契約先"を探す必要性に迫られたが、動きが見られたのは松山英樹が日本勢初の世界選手権シリーズ制覇を達成した『WGC-HSBCチャンピオンズ』。
ローリー・マキロイがテーラーメイドの『M2ドライバー&フェアウェイウッド』を使用し、他のナイキアスリートがこぞって“Mシリーズ”を実戦投入していた。契約先を模索するなかで、テストの意味合いも込めての使用であることは想像できるが、ここまで一気に変更してきたことは驚きだ。
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そして"トドメ"はタイガーの1年3ヶ月ぶりの復帰戦「ヒーローワールドチャレンジ」。ドライバーは『M2』に代わり、FWも同社の『M1』をバッグに入れた。マキロイの使用段階でもかなりのインパクトがあったが、試合前から国内外でさらに大きな話題となった。
『M1シリーズ』が2015年12月発売、『M2シリーズ』が2016年3月発売で、この時点で"Mファミリー"が出揃ったわけだが、2014-2015年シーズンのツアープレーオフシリーズ「BMW選手権」で、デイが『M1ドライバー』を実戦投入・即優勝という結果を得た時点から2016年終了時まで、国内外ツアーでの注目度が途切れることなく、モデルチェンジを迎えることになる。2017年に発表されるであろう"Mシリーズ時期モデル"への期待度も高まるばかりだ。