マキロイも!? 『赤蜘蛛』のメジャー連勝確率、上がる。
マキロイも!? 『赤蜘蛛』のメジャー連勝確率、上がる。
配信日時:2017年6月13日 11時23分
全米オープンの練習日、脇腹痛から復帰するローリー・マキロイの手に、赤と黒のパターをテストする様子を確認できた。テーラーメイド関係者と協議の結果、赤蜘蛛こと『スパイダーツアーレッド』を使用する方向で決まったようだ。
何度も既報のとおり、ダスティン・ジョンソン(世界ランク1位)が黒蜘蛛、ジェイソン・デイ(世界ランク2位)が赤蜘蛛、そして今回のマキロイ(世界3位)が赤蜘蛛と、トップどころが軒並みこのパターを使用することになる。
その他、セルヒオ・ガルシア(世界ランク7位)、ジョン・ラーム(世界ランク10位)が赤蜘蛛と、異常な人気っぷりとなっている。また、PGAツアーだけではなく、最近では日本の男女ツアーでも使用者が急激に増えつつある。
既報のとおり、女子ツアーでは野澤真央や永井花奈、先週では葭葉ルミも赤蜘蛛を投入。また、男子ツアーでは10年以上オデッセイ『ホワイトホット#6』を愛用してきた高山忠洋も赤蜘蛛を実戦投入している。
いったい、何が評価されているのか? これも何度も既報のとおり、【ショートスラントネック×高慣性モーメントヘッド】に答えがある。大型マレットにありがちなフェースバランス(座らせたときにフェースが真上を向く=フェース開閉が少なくて済む)ではないため、フェース開閉を行うタイプのパターを使っていた人でも移行しやすいことだ。赤蜘蛛を仕掛けるテーラーメイドのビル・プライスはこう語る。
「赤蜘蛛はジェイソン・デイ、黒蜘蛛はダスティン・ジョンソン(以下、DJ)モデルとしてスタートしたんだが、デイがすんなり使ってくれたのに対して、DJとはいろいろと経緯があってね。最初に渡したフェースバランスのものは、絶対に嫌だと使ってくれなかったんだ。そこで、フェース開閉が使いやすいショートスラントネックの『スパイダーツアーブラック』を試してもらったらバッチリはまったんだ。彼は元々ブレード型の開閉を行うもので育ってきたからね」(ビル・プライス)
また、赤蜘蛛の方に人気が集中している理由や、オデッセイが直近で仕掛けてきた赤蜘蛛にそっくりな色の赤いプロトタイプについてはこう語る。
「あまりにも赤蜘蛛が勝っているから、複数の選手の要望がオデッセイに入ったようだね。“俺たちにも赤いパターを作ってくれ”って。当初は寝耳に水だったよ。でも、この赤を選んだ理由は、グリーンの対比色で、すごくアライメントがハッキリして構えやすいからなんだ。だから、理にかなっていると思う。赤蜘蛛にも黒蜘蛛にもサイトラインがないのはデイがサイトラインが嫌いだからなんだ。でも、緑と赤のコントラストで、真ん中のボディ部分がボールの幅になっていて、太いサイトラインの効果も兼ねていることに気づいてほしいね」
これまでフェース開閉を行うパターばかりを使用してきたマキロイ。一部報道によると、全米オープンでは赤蜘蛛にサイトラインを加えたプロトタイプを使用するという。これだけ多くの有力選手が使うとなると、マスターズに引き続き、赤蜘蛛がメジャー連覇をはたす確率も非常に高いといえるだろう。ガルシアの優勝で既に市場にはモノがなくなってしまったというのに。テーラーメイドには赤蜘蛛の増産を切に希望したいものだ。
何度も既報のとおり、ダスティン・ジョンソン(世界ランク1位)が黒蜘蛛、ジェイソン・デイ(世界ランク2位)が赤蜘蛛、そして今回のマキロイ(世界3位)が赤蜘蛛と、トップどころが軒並みこのパターを使用することになる。
その他、セルヒオ・ガルシア(世界ランク7位)、ジョン・ラーム(世界ランク10位)が赤蜘蛛と、異常な人気っぷりとなっている。また、PGAツアーだけではなく、最近では日本の男女ツアーでも使用者が急激に増えつつある。
既報のとおり、女子ツアーでは野澤真央や永井花奈、先週では葭葉ルミも赤蜘蛛を投入。また、男子ツアーでは10年以上オデッセイ『ホワイトホット#6』を愛用してきた高山忠洋も赤蜘蛛を実戦投入している。
いったい、何が評価されているのか? これも何度も既報のとおり、【ショートスラントネック×高慣性モーメントヘッド】に答えがある。大型マレットにありがちなフェースバランス(座らせたときにフェースが真上を向く=フェース開閉が少なくて済む)ではないため、フェース開閉を行うタイプのパターを使っていた人でも移行しやすいことだ。赤蜘蛛を仕掛けるテーラーメイドのビル・プライスはこう語る。
「赤蜘蛛はジェイソン・デイ、黒蜘蛛はダスティン・ジョンソン(以下、DJ)モデルとしてスタートしたんだが、デイがすんなり使ってくれたのに対して、DJとはいろいろと経緯があってね。最初に渡したフェースバランスのものは、絶対に嫌だと使ってくれなかったんだ。そこで、フェース開閉が使いやすいショートスラントネックの『スパイダーツアーブラック』を試してもらったらバッチリはまったんだ。彼は元々ブレード型の開閉を行うもので育ってきたからね」(ビル・プライス)
また、赤蜘蛛の方に人気が集中している理由や、オデッセイが直近で仕掛けてきた赤蜘蛛にそっくりな色の赤いプロトタイプについてはこう語る。
「あまりにも赤蜘蛛が勝っているから、複数の選手の要望がオデッセイに入ったようだね。“俺たちにも赤いパターを作ってくれ”って。当初は寝耳に水だったよ。でも、この赤を選んだ理由は、グリーンの対比色で、すごくアライメントがハッキリして構えやすいからなんだ。だから、理にかなっていると思う。赤蜘蛛にも黒蜘蛛にもサイトラインがないのはデイがサイトラインが嫌いだからなんだ。でも、緑と赤のコントラストで、真ん中のボディ部分がボールの幅になっていて、太いサイトラインの効果も兼ねていることに気づいてほしいね」
これまでフェース開閉を行うパターばかりを使用してきたマキロイ。一部報道によると、全米オープンでは赤蜘蛛にサイトラインを加えたプロトタイプを使用するという。これだけ多くの有力選手が使うとなると、マスターズに引き続き、赤蜘蛛がメジャー連覇をはたす確率も非常に高いといえるだろう。ガルシアの優勝で既に市場にはモノがなくなってしまったというのに。テーラーメイドには赤蜘蛛の増産を切に希望したいものだ。