＜ウェルズ・ファーゴ選手権 事前情報◇1日◇クエール・ホローC＞

現地時間5月3日（木）より、米国男子ツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権」がノースカロライナ州のクエール・ホローCにて開幕を迎える。

「マスターズ」を終え、しばらく試合に出ないと言っていたタイガー・ウッズ。この試合から本格的に「戦いの場に戻る時間だ」と、復帰する。そして自身のTwitterで「TaylorMadeGolfを使用したアイアン開発のフェーズ1 は完了です。今週はそれを楽しみにしています！」と上記の画像とともにつぶやいた。

ウッズは2016年夏以降のナイキゴルフのクラブビジネス撤退により、しばらくの間フリーの状態を経て、2017年からテーラーメイドとの契約を結んだ。その後、ウッド類は全てテーラーメイドに移行するものの、アイアンはずっと『TGRプロトタイプ』と呼ぶ自身のロゴを用いたテーラーメイド以外のものを使用し続けてきた。

今回は開発における「フェーズ１」とのことで、画像を見る限りモデル名に『TW PHASE１』との刻印がある。他の有力どころでは、ローリー・マキロイが『RORS PROTO』、ダスティン・ジョンソンが『DJ PROTO』、ジャスティン・ローズが『ROSE PROTO』といった刻印で『P730』をベースにしたプロトタイプを使用しているが、この有力プロの要望に徹底的に応える戦略を同社は貫くつもりのようだ。

米国テーラーメイドもSNSを通じて「タイガーの『フェーズ１アイアン』はウェルズ・ファーゴ選手権の地面を壊す準備が出来ています」と投稿している。そのアイアンのロゴが『TW PHASE１』から『TW PROTO』へと変わる日も近そうだ。