既報のとおり、手嶋多一や武藤俊憲が使用する謎のプロトタイプアイアンが「ミズノオープン」で鉛でモデル名を隠した状態でお目見え。この『謎プロト』にクラブ契約フリーの竹谷佳孝、平本穏も「テストしたい」と早速反応している。

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手嶋多一が昨季から愛用し、「変更の決め手は全体的なやさしさですね。もともとブレードよりも、ちょいキャビティの方が好き。『ミズノプロ118』よりも、ひと回り大きいけど、形状的（顔つき）に変わらないから違和感もないですし。もちろん、抜けも打感もいい。『118』よりも球は上がりやすい」と語っている。

また、「関西オープン」から変更した武藤俊憲は「まず、やさしい。スピンが入るしボールが上がる。抜群の抜けで、スピン量と弾道操作ができる感じですね」と、『ミズノプロ518』から移行。その他、惜しくも優勝を逃した小林正則、鈴木亨、川岸良兼ら契約プロたちが「打感がよく、飛びすぎないのがいい」と、使用に向けテストを加速させている。

これらはいずれも男子ツアーの話しだが、現在、女子ツアーでも『ミズノプロ518』を愛用するクラブ契約フリー選手が複数いる。申ジエをはじめとした女子プロにこそ“やさしさ”を発揮しそうな『謎プロト』、今後の動向に要注目だ。