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【リッキー・ファウラーのドライバースイング】ファウラーは右腕が曲がったインパクトが一流

【リッキー・ファウラーのドライバースイング】ファウラーは右腕が曲がったインパクトが一流

全米プロゴルフ選手権が開幕。理論派プロの谷口拓也が世界のトッププロのスイングを分析します。

配信日時:2017年8月13日 01時00分

無理にシャフトを立てようとすると振り遅れる

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現在はスクエアに振り上げてシャフトをスタンスと平行に

 ファウラープロの特徴は低い位置にあるトップからのダウンスイングでしょう。アイアンショットだと非常にわかりますが、ダウンスイングで手元の位置が非常に低くなりますね。そしてシャフトが立って下りてタメを作っています。私はいつも思うことですが、日本人は「タメを作って振らないといけない」という強迫観念に駆られているように思えるときがあります。PGAツアープロのように強烈なダウンスイングを作る必要はなく、ダウンブロー軌道になるとスピン量が増えすぎてしまい、むしろタメを作ろうとしすぎるとクラブが振り遅れてしまいます。それが原因でプッシュアウトなどになってしまうリスクが多いからです。

 昔はファウラーはアウトアウトサイドにクラブを上げてインサイドからより強烈にタメを作るような動きをしていましたが、最近はスクエアにテークバックをするようにしています。右腰で両ツマ先の揃ったラインに対してシャフトを真っすぐになるように真っすぐに振り上げています。それでオンプレーンに振るようにスイングを改造しています。

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