【第20回】葭葉ルミがゴルフレッスン ドライバーはヘッドを右足前に落として飛ばす
美人プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。葭葉ルミの特別レッスンをお届けします。
配信日時:2017年9月8日 06時00分
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飛距離アップには頭を右に残すが絶対に必要
こんにちは。葭葉ルミです。今日は私がドライバーショットの飛ばしで大切にしていることをお話したいと思います。やっぱり飛ばしは頭を右に残して大きなフォローを作ることが大切だと思いますが、一番飛ばない形は球を強く叩こうと思って直接球に行ってしまい、上体が流れてしまうこと。それでは頭が流れてしまい、強い球を打つことができません。そこで大切になるのが、どのあたりにヘッドを落とすのかというイメージだと思います。
ドライバーはヘッドを球に直接当てない。右足前にヘッドは落とす
私は直接ヘッドをボールに当てるようなイメージは持っていません。どちらかといえば、ボールの30cm手前にヘッドを落とすことをイメージします。右足前の球を打つイメージを持つことで、インパクトゾーンを長く低く作り出すのです。私の中ではトップから一気にヘッドをダウンブローのように落とすという感覚ですが、それは難しいと思いますので、30cm手前の球を打つというイメージがわかりやすいと思います。そうすれば、上体が流れずに頭を右に残して思い切りスイングすることは可能だと思います。
あくまでスイング中は体のターンで振ること
以前お話したように私はトップから一気にフィニッシュまでクラブを早く振りぬけるかをコースでは考えて振っていますが、普段の練習では、手を使わないで体のターンで振ることを考えています。極力手が操作しないほうが、方向性はアップします。最近飛ばそうと思うときは腕を振ることも重視していましたが、基本は体の回転で打つことを重視してスイングしています。
インパクトゾーンは長く低く球を押していく
連続写真を見れば、一目瞭然。インパクトゾーンを長く低く保つことで、インパクトエネルギーを増大させている。球を長く押せるのが飛ばしのコツだ。
葭葉ルミプロフィール
葭葉ルミ
(富士住建)
1993年生まれ。2度目の挑戦となった12年のプロテストに合格、14年にはQTの資格でフル参戦すると序盤から優勝争いに加わるなど実力を発揮して初シードを獲得。そして16年の「ニッポンハムレディスクラシック」で初優勝を挙げた。ゆったりとしたスイングからは想像できない飛距離が持ち味。趣味は釣りで、事務所が同じ森美穂らと転戦先で気分転換している。今季平均飛距離1位を記録。全米女子オープンではレクシー・トンプソンを抜いて世界一のドライビングディスタンスをマークした。
(富士住建)
1993年生まれ。2度目の挑戦となった12年のプロテストに合格、14年にはQTの資格でフル参戦すると序盤から優勝争いに加わるなど実力を発揮して初シードを獲得。そして16年の「ニッポンハムレディスクラシック」で初優勝を挙げた。ゆったりとしたスイングからは想像できない飛距離が持ち味。趣味は釣りで、事務所が同じ森美穂らと転戦先で気分転換している。今季平均飛距離1位を記録。全米女子オープンではレクシー・トンプソンを抜いて世界一のドライビングディスタンスをマークした。