【第21回】葭葉ルミがゴルフレッスン ドライバーは右足は踏ん張るもの
美人プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。葭葉ルミの特別レッスンをお届けします。
配信日時:2017年9月15日 06時00分
目次 / index
右足で蹴ろうとすると、右カカトが上がりスライスする
こんにちは。葭葉ルミです。今回はドライバーショットの右足の使い方についてお話したいと思います。記者の人に以前よりは右足を蹴るにしているそうですね?と聞かれましたが、確かにダウンスイングで右足を使うように意識をしていますが、決して右足を蹴り上げるというニュアンスではやっていません。なぜなら、右足で蹴ろうとすると、右カカトが上がり右ヒザが前に出てしまいます。上体が開いてしまう結果になって、スライスを誘発してしまいます。どちらかといえば、右足は踏ん張るというのが正しいニュアンスだと思います。
右足で踏ん張ると、グッと重心を下へと使えてドライバーを飛ばす
右足で踏ん張るとはグッと重心を下へと使っていき、右足内側で踏ん張ることで、右カカトが浮かずに左足へと体重移動できます。そうすれば手を使わずにクラブを振り下ろすことができるのです。私のイメージではダウンスイングから、しゃがみこんでしまってスイングしているような感覚もありますが、それはわかりづらいので、右ヒザを左へと寄せていって左足でしっかり壁を作ることができます。
右足に乗った体重を左足へと移していくことでヘッドが走る
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右足内側でしっかり踏ん張ること
あくまで結果論ですが、その際に右足はしっかり伸びる形になっていると思います。トップで右足に乗った体重を左足へと移していくことで、パワーがインパクトへ伝わるようになると思います。ここで右足を意識的に伸ばそうとすると、左足も伸びてしまい右肩が下がってクラブが寝て下りてしまいます。それではフェースは開いてしまいますので、注意しましょう。
ダウンスイングで右足ツマ先で踏ん張るイメージ
連続写真を見れば、一目瞭然。右足内側のしかもツマ先でしっかり踏ん張ることで、体重移動をしっかり行って、ヘッドを走らせている。強烈な飛距離の源となっている。
葭葉ルミプロフィール
葭葉ルミ
(富士住建)
1993年生まれ。2度目の挑戦となった12年のプロテストに合格、14年にはQTの資格でフル参戦すると序盤から優勝争いに加わるなど実力を発揮して初シードを獲得。そして16年の「ニッポンハムレディスクラシック」で初優勝を挙げた。ゆったりとしたスイングからは想像できない飛距離が持ち味。趣味は釣りで、事務所が同じ森美穂らと転戦先で気分転換している。今季平均飛距離1位を記録。全米女子オープンではレクシー・トンプソンを抜いて世界一のドライビングディスタンスをマークした。
(富士住建)
1993年生まれ。2度目の挑戦となった12年のプロテストに合格、14年にはQTの資格でフル参戦すると序盤から優勝争いに加わるなど実力を発揮して初シードを獲得。そして16年の「ニッポンハムレディスクラシック」で初優勝を挙げた。ゆったりとしたスイングからは想像できない飛距離が持ち味。趣味は釣りで、事務所が同じ森美穂らと転戦先で気分転換している。今季平均飛距離1位を記録。全米女子オープンではレクシー・トンプソンを抜いて世界一のドライビングディスタンスをマークした。