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【第23回】イ・ボミがゴルフレッスン アイアンはシャフトだけのクラブで左サイドで音を鳴らす

【第23回】イ・ボミがゴルフレッスン アイアンはシャフトだけのクラブで左サイドで音を鳴らす

美人プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。今回は本誌735号特別付録のために取材したイ・ボミの特別レッスンを先出ししちゃいます。

配信日時:2017年10月3日 15時00分

ジュニア時代などあタイヤなどをたたいたという
ジュニア時代などあタイヤなどをたたいたという

タイヤなどをクラブで打って最大限の振り方を覚えた

 こんにちは。イ・ボミです。今回は私のスイング練習法についてお話したいと思います。私はジュニア時代などはタイヤなどをクラブで打って、どれくらいの力でインパクトすれば最大限力を発揮できるスイングができるのかを試していました。体全体でスイングすることで、フォローまでヘッドを加速させられるため、曲がらないショットが打てると思います。これが体を使ったスイングができないと当てて終わりのようなスイングとなり、正確にスイングできなくなります。

素振り棒でフォローサイドでビュンと音が鳴るようにスイング

体を使って大きなフォローを出す
左足で踏み込んで体を使って振ること
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体を使って大きなフォローを出す
 私のキャディバッグにはヘッドをつけてないクラブが入っています。ヘッドがない軽いクラブをスイングすることで、体を使ったスイングを体感できるようになるのです。素振りする際にはフォローサイドでビュンと音が鳴るようにスイングしないと体を使ったスイングができません。体の正面くらいで音が鳴るようなスイングになってしまうと、手打ちになっている証拠です。フィニッシュでも右サイドに体重が残ってしまって、ヘッドが減速するようなスイングとなってしまいます。アマチュアの方はヘッドを逆に持って逆手素振りをするといいと思いますよ。

体の正面で音が鳴っていると踏み込めていないスイング

右足に体重が残るフィニッシュではダメ

右足に体重が残るフィニッシュではダメ

 できればインパクトでは左腰は引けないでスイングしたいと思っています。左腰が後ろに引けてしまうとカカト体重のスイングになってしまい、スムーズに振りぬくことができません。しっかり最後まで振り切るスイングをするには、左足で踏みこんでいくような力強い動きをしないといけません。素振り棒で振って体の正面で音が鳴っていると踏み込めていないスイングとなります。注意しましょう。

ヘッドのないシャフトだけのクラブを振っている

ボミの使用している素振り棒

ボミの使用している素振り棒

ヘッドのないシャフトだけのクラブを振っているというボミ。アマチュアはクラブのネック側を持って逆さ素振りをするといい。

イ・ボミプロフィール

イ・ボミ
(延田グループ)
1988年生まれ。12年の『PRGRレディス』で初優勝を挙げて以降も着々と勝利を重ね、15年に悲願の賞金女王戴冠。ツアー歴代最多獲得賞金額のおまけ付きだった。さらに、16年も苦しみながらも5勝を挙げて2年連続となる賞金女王に輝いた。愛称は“スマイル・キャンディ”。愛らしいルックスと飾らない人柄でファンが非常に多く、彼女の熱狂的ファン“イボマー”は日々増殖中。

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