ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

【第25回】イ・ボミがゴルフレッスン テークバックは右腰を早めに回してから体重移動

【第25回】イ・ボミがゴルフレッスン テークバックは右腰を早めに回してから体重移動

美人プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。今回は本誌735号特別付録のために取材したイ・ボミの特別レッスンを先出ししちゃいます。

配信日時:2017年10月20日 15時00分

右腰がスエーしてしまうとヘッド軌道がブレてしまう
右腰がスエーしてしまうとヘッド軌道がブレてしまう

右足に体重を乗せようとして右腰がスエーする

 こんにちは。イ・ボミです。今回は私のトップの作り方をお話したいと思います。今年はトップで右足に体重を乗せようとしてもなかなか右足に乗れずに逆にトップで左足体重になって右腰がスエーしてしまいました。そうすると逆にダウンスイングで左足に乗れずにカット軌道になって、右へミスが出てしまっていました。真っすぐヘッドを上げようとかヘッド軌道を考えてたりしていたため、余計に手先で操作してしまってなっていたんだと思います。

骨盤を早めに回してしまうと上体をスムーズに回せる

右腰は後ろに引いてしまうといい

右腰は後ろに引いてしまうといい

 そこで気をつけるようになったのが、右足に体重を乗せる前に右腰を回してしまうということ。コーチにも習ったのですが、骨盤を早めに回してしまうと上体をスムーズに回せるようになります。そうしながら右腰を後ろに引いて右カカトに体重を乗せるようにすると、右足体重の理想的なトップとなります。右足に乗せよう乗せようとだけ考えていると、逆に右腰がロックされてしまいスエーしてしまいます。だから、骨盤を開くことで、上下の捻転差が作れるようになるのです。

常にクラブを体の正面に置くこと

クラブは常に正面にあるのが理想という

クラブは常に正面にあるのが理想という

 右腰を後ろに引くようにテークバックすると、前傾角度もキープしやすくなり、テークバックで手先でなく体幹で振り上げられるようになります。そうすると、右ヒジが体が外れなくなるため、常にクラブを体の正面に置くことができます。そうすれば、インサイドからクラブをおろすことができて、厚いターフが取れるようになります。右ヒジがテークバックで外れてしまうと、手先で上がってしまい振り遅れることになってしまいます。気をつけましょう。

インパクトで左足でしっかり乗って腰が引けないといい

 理想的なインパクトはインパクトで左足に乗って、左腰が引けない形。この形をずっと理想としているが、なかなかシーズン中に満足できるショットを継続できないという。

イ・ボミプロフィール

イ・ボミ
(延田グループ)
1988年生まれ。12年の『PRGRレディス』で初優勝を挙げて以降も着々と勝利を重ね、15年に悲願の賞金女王戴冠。ツアー歴代最多獲得賞金額のおまけ付きだった。さらに、16年も苦しみながらも5勝を挙げて2年連続となる賞金女王に輝いた。愛称は“スマイル・キャンディ”。愛らしいルックスと飾らない人柄でファンが非常に多く、彼女の熱狂的ファン“イボマー”は日々増殖中。

レッスン 週間アクセスランキング


おすすめコンテンツ

関連サイト