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【第26回】イ・ボミがゴルフレッスン ヘッドの重さを感じてちょいゆっくりテークバック

【第26回】イ・ボミがゴルフレッスン ヘッドの重さを感じてちょいゆっくりテークバック

美人プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。今回は本誌735号特別付録のために取材したイ・ボミの特別レッスンを先出ししちゃいます。

配信日時:2017年10月29日 15時00分

トップで作る一瞬の間が大切という
トップで作る一瞬の間が大切という

トップで間があるほうが、手打ちにならずに体の回転で打てる

 こんにちは。イ・ボミです。今回はスイングリズムについてお話したいと思います。コースではゆったりスイングすることを心がけています。トップで少し間があるのが理想的なスイングリズムです。「イシ・ニ・ノ・サン」と、トップで間があるほうが、手打ちにならずに体の回転でスイングできます。手の力で球を打ちにいかなくなるのです。「イチ、二、サン」と間がなくなってしまうのはミスが出る傾向ですね。

コースではイメージよりもゆっくりテークバックする

ヘッドの重みを感じてテークバックしよう

ヘッドの重みを感じてテークバックしよう

 そのためには、コースではテークバックは自分が思うよりも少しだけゆっくり上げるようにしています。そうすることで最後までゆっくりスイングできると、コーチに言われていますね。ゆっくりテークバックした方が右足にしっかり乗れて体重移動できると思います。でも調子が悪いときはゆっくりのつもりでもテークバックが早くなってしまいます。ゆっくりしたいけど、ゆっくりとテークバックできないのです。それを直すためにはヘッドの重さを感じてテークバックすることをお勧めします。

ワッグル時に左手のヒラでグリップを押さえて重みを感じる

左手首を柔らかく使ってワッグルしよう

左手首を柔らかく使ってワッグルしよう

 どこでヘッドの重さを感じるかといえば、ワッグルする時ですね。左手のヒラでグリップを押さえて、てこの原理で少しヘッドを浮かしてクラブの重さを感じるようにしましょう。すると、ヒョイと手先でクラブを振り上げなくなります。ヘッドの重さを感じてからテークバックすることで、ゆったりとテークバックすることができると思います。実際にコースではリズムが早くなったりしてしまうので、このワッグルの癖をつけておくといいですよ。

左手のヒラのグリップを支えてワッグルする

フィンガーに握るのがボミ流グリップ

フィンガーに握るのがボミ流グリップ

 グリップは左手の小指の第一関節の付け根から人差し指の第一間接くらいにクラブを当てて握りましょう。斜めにグリップを当てるイメージですね。その際に左手のヒラでグリップエンドを支えるようにするとヘッドの重さを感じやすくなります。

イ・ボミプロフィール

イ・ボミ
(延田グループ)
1988年生まれ。12年の『PRGRレディス』で初優勝を挙げて以降も着々と勝利を重ね、15年に悲願の賞金女王戴冠。ツアー歴代最多獲得賞金額のおまけ付きだった。さらに、16年も苦しみながらも5勝を挙げて2年連続となる賞金女王に輝いた。愛称は“スマイル・キャンディ”。愛らしいルックスと飾らない人柄でファンが非常に多く、彼女の熱狂的ファン“イボマー”は日々増殖中。

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