春本番! 風に負けない打ち方 ドライバー&アイアン(講師・宮瀬博文)
この季節にやってくる春の風。突然強く吹くこともあり、アマチュアにとっては厄介な風だ。そんな強い風が吹く中でもスコアを崩さないコツを伝授。ドライバーとアイアンにわけてアドバイスだ!
配信日時:2017年3月31日 09時00分
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フェースの下目で打てば低い球になる
風の強い日は、風の影響を受けないように低い球筋で攻めたいですよね。ドライバーの場合、ティアップを低くして、低い球を打つ方法もありますが、ティアップを低くすると入射角が鋭角になりやすく、スピン量が増えて逆に吹き上がって風に弱い球になります。そこでティアップはあえて高くして、ティを飛ばさないつもりでスイングしましょう。ティアップを高くしても、鋭角に打ち込めば吹き上がってしまいますが、ティを飛ばさない意識を持つと、ヘッドを水平に動かせます。フェースの下目に水平に当たれば、打ち出しの低いライナーボールになります。
低い球を打つときの注意ポイントは、手先でクラブを低く動かそうとしないことです。手先を使うとダウンで急激にヘッドが加速する原因になり、吹き上がってしまいます。体の回転を使って、風が強くてもゆったり振る意識を持つことが重要です。風の日はいつもよりゆっくり振るイメージを持ちましょう。
低い球を打つときの注意ポイントは、手先でクラブを低く動かそうとしないことです。手先を使うとダウンで急激にヘッドが加速する原因になり、吹き上がってしまいます。体の回転を使って、風が強くてもゆったり振る意識を持つことが重要です。風の日はいつもよりゆっくり振るイメージを持ちましょう。
ヘッドは鋭角に入れず地面と平行に動かす
ティアップを高くしてティを飛ばさないように打つには、ヘッドをボールの真横から入れて水平に動かす必要があります。結果的にティは飛んでもかまいませんが、飛ばさない意識を持つだけでヘッドは水平に動いてくれます。最も避けたいのは低く打とうとして、上から打ち込む動きです。
左ヒジをゆるめてフォローでたたむ
アドレスで左ヒジをゆるめておきましょう。左ヒジが突っ張っていると、インパクトでヘッドが加速しません。フォローは低く長くヘッドを出すのではなく、やや左ヒジをたたんで手元を体の近くに引き寄せる。するとトップ目の球が打ちやすくなります。
体の軸が左右に傾かないように回転する
強くて低い球と打とうとすると、体が左右にブレやすくなります。軸が左右に移動しないように、その場で回ることが重要です。ドライバーの場合、体の軸が右に若干傾いたアドレスになります。その角度を保ったまま体を回転させる。頭や体が左に突っ込まないように注意しましょう。
重心を落として右ヒザの角度をキープ
低いボールを打つポイントは、インパクトで体が伸び上がらないようにすることです。インパクトでボールに当てようとするほど手元は浮きやすくなります。ダウンスイングで右ヒザが伸びないように意識しましょう。右足股関節に体重を乗せたまま、インパクトすると右ヒザは伸びにくくなります。