キャロウェイがSNSを投稿。契約プロの勝利を称えている。「キャロウェイ・スタッフプレーヤーのザンダー・シャウフェレがWGC-HSBCチャンピオンズで見事優勝！ザンダーのバッグには新しいプロトタイプアイアンが！！」（同社広報）

⇒だから彼は、もっと伸びる【舩越園子コラム】

シャウフェレは最終日の1番ティに立ったときから勝利を心に誓っていた。「1日中、アタックモードだった。1日中、グッドショット、グッドパットが打てていた」。72ホールを終えてスコアカードを提出し、これからプレーオフという段階でも、シャウフェレは自信を持っていた。

「上がり2ホールをバーディ、バーディでプレーオフ。『よし、行ける！』と思った。あのとき僕は、すでに“自分の世界”の中にいた」。そして、これまでの勝利とは別の手応えを口にする。「（2017年の）ルーキーイヤーの2勝は何がなんだかわからないうちに勝っていた」。今大会は「勝つぞ」と心に誓い、「勝てる」と狙って勝ちきったのだ。

昨季はテーラーメイドから契約先がキャロウェイに変わり、道具へのアジャストにも苦しんだ。ジェイソン・デイのために作られたテーラーメイド『P750 ツアープロト』に馴染んでいたシャウフェレのために、キャロウェイは専用プロトタイプを制作、昨季から何度も調整していた。

今大会もドライバーはテーラーメイド『M3 460』で勝ったが、ツアー屈指の飛ばし屋のフィナウをオーバードライブするシーンを連発。手に馴染むものが見つかれば、シャウフェレの実力は折り紙付き。今後はドライバーもプロトタイプアイアンと同様に、キャロウェイ製に変更が進むだろう。

【ザンダー・シャウフェレの優勝ギア】
1W：テーラーメイドM3 460
3,5W：キャロウェイROGUEサブゼロ（ツアーAD-DI 8X）
4I〜PW：キャロウェイ プロトタイプ（DGツアーイシューX100）
AW：キャロウェイ MD4（52°DGツアーイシューX100）
A,SW：タイトリスト ボーケイSM6（56,60°）
PT：オデッセイ オーワークスレッド＃7CH
BALL：キャロウェイ クロムソフトX