＜ザ・メモリアル・トーナメント 最終日◇2日◇ミュアフィールド・ビレッジGC（米国オハイオ州）◇7392ヤード・パー72＞

「ザ・メモリアル・トーナメント」はパトリック・キャントレーが19アンダーで優勝。2位には17アンダーのアダム・スコットが入り、タイトリスト勢の1、2フィニッシュとなった。そして、アクシネットジャパンインクが、2人の使用クラブに関するアナウンスを行っている。

「ワン・ツーフィニッシュを決めた"タイトリスター" の気になるバッグの中身！ PGAツアー【ザ・メモリアル・トーナメント】で最終日の最小スコア『64』をたたき出し、逆転優勝を飾ったパトリック・カントレーと、3連続バーディなどエキサイティングなプレーをみせ単独2位でフィニッシュしたアダム・スコット。共に"タイトリスター"（＝タイトリスト ブランドアンバサダー）のふたりは、ボールに加え、ティからグリーンまでのすべてのクラブにタイトリストのギアを選んでいます」（同社広報）

【パトリック・キャントレーの優勝ギア】
Ball: プロV1x
Driver: 917D2 / 9.5°
Fairway Metal: 915F / 15.0°
Hybrid Metal: 816H2 / 21.0°
Irons: 718 AP2 / #4-PW
Vokey Design SM5 / 54.10S
Vokey Design SM6 / 56.08M
Vokey Design SM7 / 61.08L
Putter: Scotty Cameron プロトタイプ

【アダム・スコットの使用ギア】
Ball: プロV1
Driver: TS3 / 9.5°
Fairway Metal: TS2 / 16.5°
Irons:716 T-MB / #3、680 アイアン / #4-9
Vokey Design SM7 / 48.08F, 52.08F, 56.10S
Vokey Design Prototype / 60.06K
Putter: Scotty Cameron プロトタイプ

パトリック・キャントレーはクラブに関してコンサバで滅多に替えないタイプ。話題の『TS』シリーズではなく、『917D2』など、一世代前のものを愛用していた。そして、アダム・スコットは「マスターズ」前に投入していたハート型パターではなく、「全米プロ」から長尺パターへ戻して8位、「全米オープン」前の今大会でも2位と、やはり使い慣れた長尺の方がフィットするようだ。

なお、この大会から米国タイトリストは『TS』ハイブリッド、『U500』アイアン型UTのツアー検証プロセスを始めるとアナウンスしていたが、主だった選手に使用クラブの変更は見られなかった。次週は13日開幕のメジャー第3戦「全米オープン」がペブルビーチGLで行われる。厳しいセッティングが予想される舞台、これに向けた調整で新ギアの投入はあるだろうか。