『M6』『TS3』をテストした小平智、収穫の一週間を強調
『M6』『TS3』をテストした小平智、収穫の一週間を強調
配信日時:2019年7月8日 01時24分
<3Mオープン 最終日◇7日◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7468ヤード・パー71>
小平智が動いた。前週から「ドライバーからアイアンまで、ひとつの感覚で振れるいい感触が戻ってきた」と語っていたが、今週は練習日から、複数のドライバーヘッドのテストを敢行。これまで『エピックフラッシュSZ』を使用していたが、新たな選択肢に『M6』、『TS3』を加えた。
■初日『M6』で「70」で終え「スピン量が…」
練習日で感触の良かった『TS3』ではなく、初日は『M6』で臨んだ。ところが、初日を終えて「曲がらないけど飛んでない。スピン量が多くて」と言い、練習日では調子が良さそうに見えた『TS3』に関しても「昨日9.5度を貰ったんですけど、スピン量が多くてなんかちょっと感触が違う。まあ、悩んでいて。けど、球的には昨日のタイトリストが一番良かった。距離的に言うと、今まで使ってたキャロウェイより飛ばなかった。そこで色々悩んでいる感じ」と語る。
『M6』が行けそうだと練習段階では判断しつつも、実際にコースに出て試合となると、感覚が微妙に違ってしまう。「思っていたのと違いましたね。でも、ずっとそれの繰り返しなので」と、終わりのない試行錯誤でトライアンドエラーを繰り返すしかないと、自分に言い聞かせるように話していた。
■2日目は『TS3』の10.5°で「ボチボチ」
2日目は『M6』ではなく、『TS3』の10.5°を選んだ。2日目を「67」で終え、またもやドライバーに関して話してくれた。「まあ、ボチボチ。ちょっと(フェースが)かぶって見えるのでその分左にいくことが多かった。そこがちょっと気持ち悪かった。これからまた調整したい」と、及第点に達したことに安堵していた。
そして、「スイングが昔の感じに戻ってきた。ドライバーからアイアンまで一連して打てているのでスコアに繋がっている」。ヘリテージ以来の60台をマークし、「あの時の60台より格段に自分のゴルフの内容が良い。こうやって自分の気持ち良いゴルフをしていればダメでも良くても気持ち良い。中々最近はできていなかった。やっと楽しくなったので嬉しいです。全体的に良い方向に向かっていると思う。あと2日頑張りたいと思います」と確かな手応えを口にしていた。
■3日目は『TS3』を重く・フラットにして◎
3日目は、前日のいい感触をさらに突き詰めた。「一緒のヘッドだけどちょっと重たくして、それだけ。あと少しフラットにして、スリーブ変えて。そしたら今日はほぼほぼ自分の思ったところに打てた。かぶっていたのを開いたわけじゃなくて、フラットにして、ちょっと左に行くのを抑えた感じ。けど今日はほぼ自分の思ったようにドライバーが打てた。久々に気持ち良いラウンドでした」。
そして、この成功体験が、ほぼ今の感覚において【正解の方向性が見えた】ということになるのだろう。「変な球が出なかった。え、何?今の球…というのが一回もなかった。ミスは自分のミスだと分かる。リズムが悪かったり、ちょっと起き上がったりとか、そういう感じ。前まではそうじゃなかったから、今は気持ちが楽、割り切れる。今日の感じだとクラブは80点くらい。明日も使いますよ。ほぼほぼ決まった。今できる最低限のマックスかなと」。
■最終日はそのまま『TS3』の重め・フラット
最終日も3日目と同じドライバーを使用し、「70」で終戦。トータル7アンダーの58位タイだが、本人の手応えは大きい。「昨日と同じ展開で最初に崩してしまった。ポカをやったけど、そこから立て直すことができた。ほんとに今週1週間は収穫のある1週間。4日間アンダーでも回れた。今後にすごく生きてくると思う」。
「久々に1週間通してショットは1週間自信をもって打てていた。ほんとにこの感触をわすれずに、これからずっと行きたい。これを固めて次につなげたい。これから自分自身が楽しみ。もう少しでシーズンが終わってしまうけど、残り少ない試合で成績を残せるようにがんばりたいなと思う。ドライバーの調整とかいろいろあったけど、アイアンショットとか、ほぼほぼ自分のイメージ通りに打てた。すごく気持ちの良い1週間でした」。
小平智が動いた。前週から「ドライバーからアイアンまで、ひとつの感覚で振れるいい感触が戻ってきた」と語っていたが、今週は練習日から、複数のドライバーヘッドのテストを敢行。これまで『エピックフラッシュSZ』を使用していたが、新たな選択肢に『M6』、『TS3』を加えた。
■初日『M6』で「70」で終え「スピン量が…」
練習日で感触の良かった『TS3』ではなく、初日は『M6』で臨んだ。ところが、初日を終えて「曲がらないけど飛んでない。スピン量が多くて」と言い、練習日では調子が良さそうに見えた『TS3』に関しても「昨日9.5度を貰ったんですけど、スピン量が多くてなんかちょっと感触が違う。まあ、悩んでいて。けど、球的には昨日のタイトリストが一番良かった。距離的に言うと、今まで使ってたキャロウェイより飛ばなかった。そこで色々悩んでいる感じ」と語る。
『M6』が行けそうだと練習段階では判断しつつも、実際にコースに出て試合となると、感覚が微妙に違ってしまう。「思っていたのと違いましたね。でも、ずっとそれの繰り返しなので」と、終わりのない試行錯誤でトライアンドエラーを繰り返すしかないと、自分に言い聞かせるように話していた。
■2日目は『TS3』の10.5°で「ボチボチ」
2日目は『M6』ではなく、『TS3』の10.5°を選んだ。2日目を「67」で終え、またもやドライバーに関して話してくれた。「まあ、ボチボチ。ちょっと(フェースが)かぶって見えるのでその分左にいくことが多かった。そこがちょっと気持ち悪かった。これからまた調整したい」と、及第点に達したことに安堵していた。
そして、「スイングが昔の感じに戻ってきた。ドライバーからアイアンまで一連して打てているのでスコアに繋がっている」。ヘリテージ以来の60台をマークし、「あの時の60台より格段に自分のゴルフの内容が良い。こうやって自分の気持ち良いゴルフをしていればダメでも良くても気持ち良い。中々最近はできていなかった。やっと楽しくなったので嬉しいです。全体的に良い方向に向かっていると思う。あと2日頑張りたいと思います」と確かな手応えを口にしていた。
■3日目は『TS3』を重く・フラットにして◎
3日目は、前日のいい感触をさらに突き詰めた。「一緒のヘッドだけどちょっと重たくして、それだけ。あと少しフラットにして、スリーブ変えて。そしたら今日はほぼほぼ自分の思ったところに打てた。かぶっていたのを開いたわけじゃなくて、フラットにして、ちょっと左に行くのを抑えた感じ。けど今日はほぼ自分の思ったようにドライバーが打てた。久々に気持ち良いラウンドでした」。
そして、この成功体験が、ほぼ今の感覚において【正解の方向性が見えた】ということになるのだろう。「変な球が出なかった。え、何?今の球…というのが一回もなかった。ミスは自分のミスだと分かる。リズムが悪かったり、ちょっと起き上がったりとか、そういう感じ。前まではそうじゃなかったから、今は気持ちが楽、割り切れる。今日の感じだとクラブは80点くらい。明日も使いますよ。ほぼほぼ決まった。今できる最低限のマックスかなと」。
■最終日はそのまま『TS3』の重め・フラット
最終日も3日目と同じドライバーを使用し、「70」で終戦。トータル7アンダーの58位タイだが、本人の手応えは大きい。「昨日と同じ展開で最初に崩してしまった。ポカをやったけど、そこから立て直すことができた。ほんとに今週1週間は収穫のある1週間。4日間アンダーでも回れた。今後にすごく生きてくると思う」。
「久々に1週間通してショットは1週間自信をもって打てていた。ほんとにこの感触をわすれずに、これからずっと行きたい。これを固めて次につなげたい。これから自分自身が楽しみ。もう少しでシーズンが終わってしまうけど、残り少ない試合で成績を残せるようにがんばりたいなと思う。ドライバーの調整とかいろいろあったけど、アイアンショットとか、ほぼほぼ自分のイメージ通りに打てた。すごく気持ちの良い1週間でした」。