アクシネットジャパンインクの2010/11年ニューモデル記者発表会が15日（水）、都内のホテルにて開催された。

　今回の目玉は同社の旗艦ブランド、タイトリストから11月中旬に発売される『910ドライバー』。前作の909シリーズからスイートスポットを拡大、さらに打感と打音などのフィーリングを進化させたのに加え、ロフト角とライ角の両方を調整できる「シュアフィット・ツアー」をネックに搭載。フェード、ドロー、高弾道、中弾道など16通りの弾道調整を実現した。ヘッドは体積が460ccのD2、445ccのD3、2タイプがラインナップされている。

　ツアーではすでにリリースされており、シーズン途中にも関わらず多くの同社契約プロが『910ドライバー』を使用。米国ツアーではチャーリー・ホフマン（米国）、欧州ツアーではロス・フィッシャー（イングランド）が同ドライバーで優勝の栄冠を手にしている。日本ツアーでは丸山大輔、松村道央が使用を開始。丸山は「弾いている感じの音が心地いい。フィーリングの良さとあいまって気持ちよく振れます。打出しが高くて、キャリーが伸びる。理想的な放物線を描きますね」と感想をコメントしている。

　ドライバーの他にはフェアウェイウッドとユーティリティが来年2月に、溝規制に適合したボーケイ・ウェッジ「スピンミルド C-C」と日本向け軽量モデルの「スピンミルド C-C ライト」が12月に発売予定。スコッティ・キャメロン・パターのカリフォルニア・シリーズ「ハリウッド」が10月の下旬に発売予定となっている。

　また、フットジョイブランドからは12月にデザインを一新した人気ゴルフシューズ「ジーエフツー・ボア」、10月にはナノファイバーを素材に採用したグローブ「ナノロックツアー」などが発売される。

　ずらっと出揃ったアクシネットジャパンインクのニューモデルたち。詳細なスペック等は今後同社の公式ホームページに掲載予定。お問い合わせは03-5617-1525まで。