ナイキゴルフの2011年新製品発表メディアイベントが30日（木）、東京都港区にあるゴルフサンクチュアリ広尾にて開催され、タイガー・ウッズ（米国）など同社の契約プロが使用するアスリート向けブランド、「Victory red（ヴィクトリーレッド）」から新たにPROシリーズが11月から随時発売されることが発表された。

　目玉は世界のツアーで7勝を挙げその性能が実証されている「VR STR8-FIT TOUR ドライバー」の特徴、ソールに配されている溝、コンプレッションチャネルを更に進化させた『ナイキ VR PROドライバー』（価格81,900円〜、2011年2月発売予定）。インパクト時に得た圧縮エネルギーをフェイスに戻し飛距離につなげるコンプレッションチャネルの深さ分布を改良し、さらにカップフェイスを採用したことでスイートスポットが拡大。芯を外しても効果が落ちることがなく適度なたわみが最適な弾道を実現してくれる。さらにツアープレーヤーたちの意見を取り入れ洋ナシ型のヘッド形状を採用。ターゲットに対して構えやすくなっており、8月に開催された「VanaH杯KBCオーガスタ」からこのクラブを実戦投入している深堀圭一郎も「ターゲットに合わせやすい。飛距離性能に加えて方向性も良くなってる」と絶賛していた。そして、STR8-FIT TOURのアダプターをシルバーからホーゼルと同色のブラックに変更しアドレス時の視覚的違和感を解消するなど様々な改良が加えられている。

　ドライバーの他に「VR PRO」シリーズからは2011年2月にフェアウェイウッド（40,950円〜）とユーティリティ（26,400円〜）、キャビティアイアン（6本セット、88,200円〜）が、今年11月26日にはブレードアイアン（6本セット、113,400円〜）、コンボアイアン（6本セット、113,400円〜）が発売される予定となっている。

　その他、2011年3月には『ナイキ メソッド コア パター』が発売されるなど注目の商品が目白押し。これらのクラブに関するお問い合わせはナイキお客様相談室、0120-500-719まで。詳細なスペック等は今後、ナイキゴルフの公式ホームページにアップされる予定となっている。