ブリヂストンスポーツの新ゴルフブランド『PHYZ（ファイズ）』の記者発表会が17日（月）、都内のホテルにて開催された。

　この発表会には同社の福岡杉夫代表取締役社長の他、ブリヂストングループのトップ、株式会社ブリヂストン代表取締役社長の荒川詔四氏が出席。このようなブランド発表会にグループの長が来場するのは異例のことで、「グループ全体の総力を結集して開発した」（荒川氏）という新ブランドにかける同社の熱い意気込みが伝わってくる会となった。

　『PHYZ』は「ゴルフの深さと心地よさに見入られ、ゴルフのある人生を楽しむ大人のゴルファーのために」（福岡氏）創造されたブランド。日本のゴルフ人口の約6割を占める45歳以上のゴルファー、特にアベレージ層に様々なマーケティング調査を行い開発された。

　クラブは触覚、視覚、振り感、打感、聴覚のゴルファーの五感に訴えかけるよう、アドレス時の心地よさや、グリップのしっくり感、打球音＆打感などを徹底的に追求。「TOURSTAGE PHYZドライバー」（価格：84,000円）はしっくりと手に馴染む2層ラバー構造のデュアルフィールグリップを、シャフトには錯視効果を生む3分割カラーリング、ズームアップシャフトデザインを採用。46.25インチと長尺ながら長さを感じにくく安心して振り切れるようになっている。その他にもゴルファーが力まず、心地よくスイングできるよう同社独自の様々な技術が取り入れられている。

　ドライバーの他、フェアウェイウッド（42,000円）、ユーティリティ（36,750円）、アイアンセット（6本セット、113,400円〜）、パター（21,000円）、ボール（1ダース、8,820円）がラインナップ。発売は3月の予定（※左利き用は4月）。なお、女性用の「TOURSTAGE PHYZ CL」シリーズは4月から順次発売される予定となっている。

　ブリヂストンスポーツが満を持して世に送り出す新ブランド、同社によれば一人でも多くのゴルファーに体感してもらうべく、通常の2倍の回数の試打会などを開催していくとのこと。試打会の情報、クラブの詳細なスペック等は同社の公式ホームページへ。お問い合わせはお客様コールセンター、0120-116613まで。