プロギア新『RS』&『RS-F』のラウンド試打。『GBBエピック』とのプチ対決
前回に引き続き、もうすぐ発売のプロギア新『RS』シリーズ。試打ラウンドに行ってみると、またまた話題のアレがあったので、打ち比べてみることに。
配信日時:2017年6月2日 05時45分
新『RS』の性能に胸を張るプロギア担当者が『GBBエピック』を持参。結果は?
以前にダンロップの試打ラウンドで、禁断のキャロウェイ『GBBエピック』との対決を行ったが、今回も性能に胸を張るプロギアの担当者はコレを持ってきてくれた。さすが、男気溢れるプロギア。“ギリギリ”反発をアピールするだけのことはある。
プレーの進行に迷惑をかけないよう、2ndQTに出場経験のあるTANABEEを中心にマリガン試打を試みたので結果を発表したい。スイングが最悪な筆者も数発打ったので、そこも正直に書くことにする。(プロギア担当者が見張っているからといって、お構いなしに遠慮なく同条件試打を試みている)
プレーの進行に迷惑をかけないよう、2ndQTに出場経験のあるTANABEEを中心にマリガン試打を試みたので結果を発表したい。スイングが最悪な筆者も数発打ったので、そこも正直に書くことにする。(プロギア担当者が見張っているからといって、お構いなしに遠慮なく同条件試打を試みている)
結果は、4勝3敗1分けで『RS』シリーズに軍配!
◯・・・RS-F(10.5°のM-46)
▲・・・GBBエピックサブゼロ(10.5°のS)
TANABEEの結果
【1】引き分け (◯中弾道フェードでFW、▲中弾道フェードで右バンカー)
【2】6ヤード▲の勝ち(◯中弾道フェードでFW、▲中弾道フェードで左バンカー)
【3】3ヤード◯の勝ち(◯中弾道フェードでFW、▲高弾道ストレートで左ラフ)
編集N(筆者)の結果
【4】14ヤード▲の勝ち(◯高弾道フェードで右ラフ、▲中弾道フェードでFW)
【5】 9ヤード▲の勝ち (◯―左フックで左ラフ、▲中弾道フェードで右ラフ)
◯・・・RS(10.5°のM-40)
▲・・・GBBエピックスター(10.5°のSR)
編集N(筆者)の結果
【6】27ヤード○の勝ち(◯左フックで左ラフ、▲左フックで左ラフ)
編集Sの結果
【7】5ヤード◯の勝ち(◯中弾道ストレートでFW、▲右プッシュで右ラフ)
【8】7ヤード◯の勝ち(◯中弾道ドローでFW、▲右プッシュで右ラフ)
筆者はキャロウェイ『GBBエピック』シリーズの飛距離性能をこれ以上ないくらい高く評価しているし、2017年モデルの中でトップクラスの飛距離を認めている。何しろ、複数の証言からCOR値が0.840という異常な反発力を持っているというのだから、それも当然なのかもしれない。
筆者にはシャフトも心地よく振れてミスも少なかったため、明らかに『GBBエピックサブゼロ』に軍配が上がった。ところが、スイングの調子が最悪な筆者に対し、この日安定していた他の2人はプロギア『RS』に軍配を上げた。この部分をしっかり考察する必要があるだろう。
TANABEEによると、特に3回目の対決の際は、「しまった」と打った瞬間に感じたそう。最初に打った『RS-F』はややヒール下目に当たり、フェードでフェアウェイ。ややスピン量が多めの球筋だったため、筆者も「ヒール下だね」と声をかけた。その後に打った『GBBエピックサブゼロ』は、打った瞬間「やべぇ」と口にしたくらい、ど真ん中に近い位置でインパクトを迎えたのだとか。
飛んでいく球もスピンレスな棒球のため、明らかに筆者もTANABEEも「サブゼロが20ヤードは勝つだろう」と思っていたのだが、セカンド地点に行くと驚いた。『RS-F』の方が前に行っていたのだ。もちろん、ランディングの地面が固かったのかもしれないし、下り傾斜にランディングしたのかもしれないが。
ただ、「あっ、ヤバイ!」という当たりでも『RS』シリーズが救ってくれる、ギリギリエリアの広さというのは打った全員がその日何度も体感した事実だ。(筆者の場合は、フェースが左を向きすぎていて左OBの大量生産に繋がったが……)
この試打ラウンドを迎える前まで、キャロウェイ『GBBエピック』シリーズは、一発の飛距離で抜きん出ていると思い込んでいた筆者だが、ちょっと揺らいできたのも事実……。惜しむらくは自分のスイングの酷さだ。自分がしっかり『RS』で真っすぐ飛ばせていれば、もっと正確な対決が出来たのに……。
皆さんも、ショップに行った際は、この2機種をしっかり打ち比べてどういう結果になるのか? ぜひチェックしてほしい。両者の飛距離性能がトップクラスであることは間違いないので!
Text/Mikiro Nagaoka
▲・・・GBBエピックサブゼロ(10.5°のS)
TANABEEの結果
【1】引き分け (◯中弾道フェードでFW、▲中弾道フェードで右バンカー)
【2】6ヤード▲の勝ち(◯中弾道フェードでFW、▲中弾道フェードで左バンカー)
【3】3ヤード◯の勝ち(◯中弾道フェードでFW、▲高弾道ストレートで左ラフ)
編集N(筆者)の結果
【4】14ヤード▲の勝ち(◯高弾道フェードで右ラフ、▲中弾道フェードでFW)
【5】 9ヤード▲の勝ち (◯―左フックで左ラフ、▲中弾道フェードで右ラフ)
◯・・・RS(10.5°のM-40)
▲・・・GBBエピックスター(10.5°のSR)
編集N(筆者)の結果
【6】27ヤード○の勝ち(◯左フックで左ラフ、▲左フックで左ラフ)
編集Sの結果
【7】5ヤード◯の勝ち(◯中弾道ストレートでFW、▲右プッシュで右ラフ)
【8】7ヤード◯の勝ち(◯中弾道ドローでFW、▲右プッシュで右ラフ)
筆者はキャロウェイ『GBBエピック』シリーズの飛距離性能をこれ以上ないくらい高く評価しているし、2017年モデルの中でトップクラスの飛距離を認めている。何しろ、複数の証言からCOR値が0.840という異常な反発力を持っているというのだから、それも当然なのかもしれない。
筆者にはシャフトも心地よく振れてミスも少なかったため、明らかに『GBBエピックサブゼロ』に軍配が上がった。ところが、スイングの調子が最悪な筆者に対し、この日安定していた他の2人はプロギア『RS』に軍配を上げた。この部分をしっかり考察する必要があるだろう。
TANABEEによると、特に3回目の対決の際は、「しまった」と打った瞬間に感じたそう。最初に打った『RS-F』はややヒール下目に当たり、フェードでフェアウェイ。ややスピン量が多めの球筋だったため、筆者も「ヒール下だね」と声をかけた。その後に打った『GBBエピックサブゼロ』は、打った瞬間「やべぇ」と口にしたくらい、ど真ん中に近い位置でインパクトを迎えたのだとか。
飛んでいく球もスピンレスな棒球のため、明らかに筆者もTANABEEも「サブゼロが20ヤードは勝つだろう」と思っていたのだが、セカンド地点に行くと驚いた。『RS-F』の方が前に行っていたのだ。もちろん、ランディングの地面が固かったのかもしれないし、下り傾斜にランディングしたのかもしれないが。
ただ、「あっ、ヤバイ!」という当たりでも『RS』シリーズが救ってくれる、ギリギリエリアの広さというのは打った全員がその日何度も体感した事実だ。(筆者の場合は、フェースが左を向きすぎていて左OBの大量生産に繋がったが……)
この試打ラウンドを迎える前まで、キャロウェイ『GBBエピック』シリーズは、一発の飛距離で抜きん出ていると思い込んでいた筆者だが、ちょっと揺らいできたのも事実……。惜しむらくは自分のスイングの酷さだ。自分がしっかり『RS』で真っすぐ飛ばせていれば、もっと正確な対決が出来たのに……。
皆さんも、ショップに行った際は、この2機種をしっかり打ち比べてどういう結果になるのか? ぜひチェックしてほしい。両者の飛距離性能がトップクラスであることは間違いないので!
Text/Mikiro Nagaoka