シン貧打爆裂レポート『Mizuno Pro 223 アイアン』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2021年10月14日 08時00分
打感・打ち応え
『Mizuno Pro 223 アイアン』の打音ですが、音量はやや控えめです。音質は、少し湿った金属系です。残響は最小限で、どこに当たったかが自分以外にもわかるような感覚になりました。真芯に当たれば澄んだ高音。少し外れると音が低くなります。流石、ミズノです。
打ち応えは、しっかりと重さを感じさせます。フェースに乗っている、とか、ボールを運べるイメージとかが出るのが特徴です。
打ち応えは、しっかりと重さを感じさせます。フェースに乗っている、とか、ボールを運べるイメージとかが出るのが特徴です。
弾道・球筋・スピン
『Mizuno Pro 223 アイアン』は、ロフトとしては半番手アップですが、ミドルアインは、ロフトよりもキャリーで少し飛び、1番手飛ぶと考えて良いと思います。ショートアイアンは、スピンもあって逆に飛ばない感覚になると思います。
9番は、クラシックなロフトの8番弱ぐらい打てますが、PWの飛距離が急に控えめになります。9番は高低を含めて、球筋も打ち分けられるので、それを利用して距離の隙間を埋めるイメージが必要かもしれません。
多少のミスヒットでは、飛距離がロスしないのは、この手のアイアンではあまりない性能なのでお見事です。
9番は、クラシックなロフトの8番弱ぐらい打てますが、PWの飛距離が急に控えめになります。9番は高低を含めて、球筋も打ち分けられるので、それを利用して距離の隙間を埋めるイメージが必要かもしれません。
多少のミスヒットでは、飛距離がロスしないのは、この手のアイアンではあまりない性能なのでお見事です。
飛距離性能
『Mizuno Pro 223 アイアン』は、ロフトとしては1番手アップですが、きっちり1番手よりも少しキャリが落ちます。ワンピンぐらいですが、前モデルが飛んだので、比較すると、距離が落ちたという印象を持つゴルファーもいるかもしれません。
やさしくなった分、少し距離が落ちるというのは、機能ダウンだと評する意見は間違いです。飛んだり、飛ばなかったりして、戸惑うことなく、安定した距離を打つことが出来るほうがスコアメイクには重要だからです。
やさしくなった分、少し距離が落ちるというのは、機能ダウンだと評する意見は間違いです。飛んだり、飛ばなかったりして、戸惑うことなく、安定した距離を打つことが出来るほうがスコアメイクには重要だからです。
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