眠い……。松山英樹の2017年の全英オープンが終わりましたね。スタートホールのOBは残念でしたが、終盤まで上体のリキミが取れず、いつもよりややバックスイングで右に乗る量が増えている気がしました。ラスト5ホールくらいでリキミが取れてからはティショットが真っすぐ飛んでいるように見えました。ゴルフは難しいですね……。

さて、今回は気が早すぎる投稿でいささか気が引けます。なぜなら発表前のフジクラ、グラファイトデザインを含む来年モデルの最新カスタムシャフトの試打インプレッションを投稿したいと思うから。（先日、某メーカーの試打ラウンドで装着ヘッドは異なるものの、すべての試打が完了した）下手な筆者のインプレッションがどれだけ参考になるかは分からないが、まずは、参考にしていただけるよう、筆者のスイングタイプや好んできたフィーリングを明かしておこうと思う。

以前から「飛ばしバカ」な投稿を繰り返しているものの、最近は左手親指の付け根を痛めてゴルフから離れていたこともあり、以前よりもはるかに振り回さなくなっている。以前は超クイックな切り返しで、シャフトの主に手元〜中間部に激しい負荷をかけるタイプだったが、今は大人しい切り返しに変わっている。テストする際は基本クラブの総重量やスペックにヘッドスピードを合わせる。大体6Sなら45〜48m/sくらいのイメージだろうか。

ヘッド軌道は1、2度インサイドアウトで入射角はレベル。グリップはウィークに握り、シャットに上げていって穏やかに切り返し、その場で回転するタイプで、振りに行くと左に激しく乗るタイプ。元々叩きに行くと、インパクトで終わりになりがちで、フィニッシュが取れないタイプだが、徐々にスインガーへと移行しているので、基本両方のスイングが可能ではある。（振らなければ基本スインガー）タメの量はあまりキツくなく、その場で回転するタイプだ。

現在進行形でスイングが変わっているため、筆者の元々のシャフトの好みが参考になるかは分からないが、ヒッター時代の人生最高のシャフトは初代『青マナ83・X』。『ツアーAD BB』も好きだし、『ファイヤーエクスプレスBF』も大好物。あまりクセがなく、俊敏に動くシャフトよりも自分で叩ける穏やかで先硬なシャフトが好み。（スピン量が多く吹け上がりが酷かったため）

そんな“ぶっ叩きたい”筆者の元々の好みからすると、最新作の中ではフジクラ『スピーダーエボリューション4』がドンピシャなシャフトになると思う。ハードヒッターが叩いても吹け上がらない仕上がりで、一番シャフト全体のコシの強さを感じるし、復元力もかなり速いのに左には絶対にいかない。

同じ6Sスペックで比較すると、叩ける度合いは『スピエボ4』が断然抜けていると感じたし、左のミスを嫌がるヒッターには最高ではないだろうか。先端も硬めでスピン量を殺し、中間部もハジキの良さがいい、叩けば叩くほど飛ばせるタイプで強いていえば、手元は硬いがグリップ下あたりにしなりを感じるので中元ライクなフィーリングだろうか。

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