菊地絵理香“オール エボ2”への変更が“一年振りの2勝目”を運ぶ?さらにパターも…
国内ツアー第6戦『スタジオアリス女子オープン』で念願のツアー2勝目を達成した菊地絵理香。2015年シーズンの『KKTバンテリンレディス』から約1年ぶりの勝利となるが、その間もドライバーの安定やフェアウェイウッドの飛距離アップを試行錯誤を重ねていた…
配信日時:2016年4月19日 03時00分
目次 / index
3番、5番ウッドの飛距離を伸ばしたい…という希望から『Speeder 569 EVOLUTION II』をテスト開始
菊地の今季のセッティングは『NEW VG3シリーズ』『ボーケイ SM6』『スコッティキャメロン ニューポート2』と最新モデルで固めており、ウッドのシャフトは『Speeder 569 EVOLUTION II』に統一。ギア、シャフトメーカーからすると最新モデルの広告塔となる“優等生”だが、昨季の『Speeder 569 EVOLUTION II』の投入とともに飛距離も弾道安定性が高まっていったという経緯があるという。
フジクラシャフトの担当者によると『Speeder 569 EVOLUTION II』のフェアウェイウッドシャフトを試したのは昨年の夏場で、菊地から“3番ウッド、5番ウッドの飛距離を少し伸ばしたい”という相談を受けて提案。それまでの『Motore Speeder VC5.2』よりも弾道が強くなり飛距離が伸ばすことに成功すると、流れを統一するようにユーティリティも切り替え。全体的に安定して飛ぶようになったという感想を得られたという。
だがドライバーに関しては『VG3 ドライバー(14年)』欠ける『Motore 569 Speeder』の完成度が高かったので、しばらくは変えることはなかった…。
フジクラシャフトの担当者によると『Speeder 569 EVOLUTION II』のフェアウェイウッドシャフトを試したのは昨年の夏場で、菊地から“3番ウッド、5番ウッドの飛距離を少し伸ばしたい”という相談を受けて提案。それまでの『Motore Speeder VC5.2』よりも弾道が強くなり飛距離が伸ばすことに成功すると、流れを統一するようにユーティリティも切り替え。全体的に安定して飛ぶようになったという感想を得られたという。
だがドライバーに関しては『VG3 ドライバー(14年)』欠ける『Motore 569 Speeder』の完成度が高かったので、しばらくは変えることはなかった…。
昨季終盤の『新VG3ドライバー』テストと同時に統一完了、安定感アップ!
ドライバーまで統一されたのは、11月の『伊藤園レディス』。『VG3 ドライバー(16年)』のテストを使用開始し、『Motore 569 Speeder』と『Speeder 569 EVOLUTION II』を併用して比較してところ「ボールの安定感、強さが後者の方が優れていたので、迷わず選びました(フジクラシャフト担当者)」。
数字的にはバックスピン量が減って飛距離が伸び、「さらに強く叩いてもブレない安定感の高さが気に入っています(フジクラシャフト担当者)」と新ドライバーと『Motore 569 Speeder』の組み合わせでボールコントロールが出来ていなかっただけに、上手く移行できたという流れだった。
昨年に固めることができ、オフに仕上げることができたセッティングで迎えられたことは、今季序盤で勝利を手にできた要因と考えてもいいだろう。
数字的にはバックスピン量が減って飛距離が伸び、「さらに強く叩いてもブレない安定感の高さが気に入っています(フジクラシャフト担当者)」と新ドライバーと『Motore 569 Speeder』の組み合わせでボールコントロールが出来ていなかっただけに、上手く移行できたという流れだった。
昨年に固めることができ、オフに仕上げることができたセッティングで迎えられたことは、今季序盤で勝利を手にできた要因と考えてもいいだろう。