4月15日に発売された「スリクソンZフォージドⅡ」が、初週のランキングで4位に入ってきた。このアイアンは、松山英樹も今シーズン途中から使っている。マッスルバックのアイアンで4位に入るのは異例のことだが、人気の理由についてPGAツアースーパーストア入間店の店長・山田直人さんは、次のように話す。

「今回の『スリクソンZフォージドⅡ』は予約注文も多かったです。そもそも昨年発売された『ZX MkⅡシリーズ』のアイアンが順調に売れているので、その流れのよさもあったと思います」
 
難しいと言われるマッスルバックでも売れている理由は？
 
「実は『スリクソンZフォージドⅡ』はマッスルバックとしてはヘッドサイズが大きくて、かなりやさしい。だから『ZX5 MkⅡ』を試打している人に、何も説明せずに打ってもらうと『こっちのほうがスピンが効くし、打ちやすい』という人もいるくらいです。だから、『ZX5 MkⅡ』を打てる人であれば十分に使いこなせる。他メーカーのマッスルバックに比べると、ターゲット層が広めだと思います」
 
『スリクソンZフォージドⅡ』だけでなく、今週のアイアン部門では2位から4位までを『スリクソン』と『ゼクシオ』で占めている。今年はダンロップのアイアンが好調だ。
 
アイアン売り上げランキングトップ3
1位　ピン　G430
2位　ダンロップ　スリクソンZX MkⅡ
3位　ダンロップ　ゼクシオ12

※データ提供：矢野経済研究所
※集計期間：2023年4月10日〜4月16日