『BRNRミニ』を必要に応じて投入、T・フリートウッドのティショット戦略
米国テーラーメイドが『BRNRミニドライバー』を活用するプロの事例を公開。
配信日時:2023年4月21日 08時05分
米国テーラーメイドが『BRNRミニドライバー』に関するツアーレポートを明かしている。
「このクラブはテーラーメイドの洗練されたマルチマテリアル構造を採用し、カッパー色でアクセントをつけたカーボンクラウンとゼーテックチタンフェースは、正確なフェース厚を可能にし、ボールスピードを最適化します。私たちが何度も耳にする質問のひとつは、『このクラブは誰のためのものなのか?』というもの。
ミニドライバーにハマる人に、2つのタイプがあります。まず、飛距離を最大化しつつも、精度を高めてティショットを打てるクラブを求めるベテランプレーヤー。理由は、飛距離を犠牲にせず、ボール初速の速いパワフルな選手の分散を縮めてくれるからです。典型例がトミー・フリートウッドで、彼はRBCヘリテージで『BRNRミニドライバー』を使用しました」(同社広報)
フリートウッドのコメントが下記だが、『BRNRミニ』を狭くて距離を必要としない舞台での “強化版3W”としてティショットで活用する考えを示していた。そして、投入したRBCヘリテージではFWキープ率71%をマークし、トータル11アンダー(15位タイ)を記録した。
「私の3W(ステルス2)はとても強く(ロフトが)ついていて、オーガスタのような、たまに何かをひっくり返したくなる週には最適です。今週は(RBCヘリテージ)その必要はなく、コースに圧倒されることはないでしょう。(2打目で)3Wの出番があまりないことを知っていたし、バッグに何か追加できる感じがしたので、(BRNRミニが)気に入っています。ティショットで打てば、とんでもないことになる。かなり低く飛んでいくのが分かるし、真っすぐ飛ぶのでとても快適です」(フリートウッド)
もうひとつの『BRNRミニドライバー』に合うタイプを同社が続ける。
「2番目に多い適合者は、460ccのドライバーを打つのに苦労しているゴルファーです。地球上にドライバーでキープできない友人がどこにでもいますが、彼らは3Wやレスキューを手にすると、フェアウェイを捉えます。ほとんどの場合、これらのプレーヤーは大きなヘッドで最適な打ち出しができなくて苦労しています。そこで『BRNRミニドライバー』の登場です。460ccのドライバーと比較して、より正確な選択肢を与えながらも、その大きなフェースはよりやさしいため、3Wに対するアドバンテージを提供します」(同)
フリートウッドのように『ステルス2プラス』ドライバーを入れたまま2W的に『BRNRミニドライバー』を投入するのか。それとも、大型ヘッドドライバーと入れ替えて『BRNRミニドライバー』に置き換えるのか。どちらにしてもハードヒッターの方向性を増す“保険”として、かなり機能しそうだ。