日本のファッションシーンをリードしてきたセレクトショップ、ユナイテッドアローズがオリジナルのゴルフウエア「ユナイテッドアローズ ゴルフ」をスタートした。オン・オフを問わず、ユナイテッドアローズで服と出会っている30代後半から40代をターゲットとしており、スマートな大人ゴルファーには見逃せないアイテムが揃う。

ちょっとキャリアの長いゴルファーであれば、かつてユナイテッドアローズがゴルフウエアを手がけていたことを覚えているのでは。だが今回発表された「ユナイテッドアローズ ゴルフ」はそれとは別モノ。よりスポーツライクなゴルフウエアとなってお目見えした。

「ユナイテッドアローズ ゴルフ」のアイテムは３つのコンセプトを共有している。ひとつめは "GOOD MANNER"。つまり社交の場であるゴルフシーンになじむグッドマナーなウエアであること。ふたつめが "GOOD SENSE"。これはユナイテッドアローズが扱うすべてのウエアに共通する、洗練されたデザインとほどよいトレンド感を指す。３つめが "GOOD PERFORMANCE"。ここにはスポーツライクなウエアとして求められる機能性を重視するという姿勢が表れている。

「ユナイテッドアローズ ゴルフ」を担当する早稲田貴也さんはこう話す。
「いくらゴルフがカジュアル志向になっても、ポロシャツの裾をパンツから出してプレーするのはカッコよくないと思うんです。自分もゴルフが好きでコースに出かけて、またツアーの中継を見ていてそう感じます。それにメンバーさんに連れて行ってもらうとき恥ずかしくないウエアでありたい」。ゴルフというスポーツの背景や美学を損なわないウエアでありたいという思いが込められている。

さらにスポーティなウエアであることにも気を配っている。たとえばトップスの上腕部分の着圧に着目して、ストレスなくプレーできる裁断・縫製を目指すなど工夫を重ねた。そのためスイングする前に、思わずポロシャツの袖をめくってしまうといったこともなくなるという。またアウターの袖丈がやや短めに作られているのも、スイングのしやすさを考えてのアイデアだ。

もちろん素材にもこだわりを見せる。中綿のベストやブルゾンには、アウトドアウエアで多く用いられる “パーテックス” を採用している。軽量でソフト、ハリのある質感ながら、伸縮性に優れ、さらに撥水性も備える。肩や腕を動かしやすく、ムレにくいためプレーには最適だ。

そしてセレクトショップらしくコラボアイテムも用意されている。ゴルフウエアにありがちな派手色や大胆なデザインはないが、ベーシックで心地よく着られるジャパンメイドのニットに定評がある “スローン” とのコラボは、ブランドのコンセプトが色濃く反映されたアイテムとなっている。今後はこうしたコラボアイテムにも力をいれていくという。

期待が高まる「ユナイテッドアローズ ゴルフ」の商品は、12月17日（金）から、ユナイテッドアローズ丸の内店、日本橋店、六本木ヒルズ店、二子玉川店、心斎橋店、大阪 メンズストア、大丸神戸 メンズストア、金沢店、名古屋駅店、福岡店、熊本店、UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE、ZOZOTOWNにて販売が開始される。

ユナイテッドアローズらしい豊かさと上質感が息づくゴルフウエアが、ゴルフスタイルに新たな選択肢を提供してくれるに違いない。