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【ゴルフ会員権】メンバーに聞いたホントの話

【ゴルフ会員権】第86回　伊豆大仁カントリークラブ（静岡県）

「会員権の購入を考えているけど、一体どのコースを買うのが一番いいのか？」こんな悩みを抱えているゴルファーは多い。そこで、編集部が厳選したオススメコースの“本当に知りたかった情報”をお届けします。<br><br>文・滝田真理

配信日時：2022年1月7日 01時00分

ゴルフライフ

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富士コース1番パー4（247〜411ヤード）。正面の富士山に向かって打ち出していくダイナミックなスタートホールだ

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コースよし、メンテよし、母体もしっかりの本格派27ホール

このエリアではトップクラス。メインで持ってもセカンドコースとしてもおすすめ

富士山や天城連山を望む27ホール。昨年開場45周年を迎え、古くは70〜90年代の「いすゞレディースカップ」、最近では「センチュリー21レディス（2014〜16年）」など数々のトーナメントを開催してきた実績がある。

コースは伊豆の山中にあるもののアップダウンは少なくのびのびとした印象で、雄大な景色と共に正統派のレイアウトを存分に楽しめる。自然の起伏を生かしたレイアウトで戦略性の高い富士コース、広々としたフェアウェイに豪快に打っていける箱根コース、マネジメント力と正確性が試される天城コースとそれぞれ個性に富んで飽きさせない。

どの2コースを選んでもコースレートは72オーバーと手ごたえ十分。すみずみまでメンテナンスが行き届き、ペンA2とペンクロスの2グリーンのコンディションも上々だ。

さらに好材料として練習施設の充実ぶりが挙げられる。250ヤードのドライビングレンジはリニューアル工事がまもなく終了、より快適に生まれ変わる予定だ。また、レンジとは別の場所に広大なアプローチ練習場があり、思う存分アプローチとバンカーの練習ができる。

夏期は早朝プレー、午後スループレーを実施していてこちらも人気が高い。空いた時間を練習に充てるなどして有意義な時間を過ごせそうだ。場内に宿泊施設は付帯していないが、伊豆長岡、熱海、伊東の旅館やホテルと提携したゴルフ＋温泉のパッケージプランがあるのでゲストも呼びやすいだろう。

経営母体は伊藤忠グループで安心感があり、客層もいい。メンバーのフリー枠があり、予約も取りやすいのでメインコースとしてだけでなく、周辺に別荘を持っている人がセカンドコースとして所有するケースも多いようだ。このエリアで現在、会員権を購入できるゴルフ場としてはトップグレードと言っていいだろう。