ゴルフスイング スライスを簡単に直す練習方法【動画コラム43回目】
「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はスライス修正法についてお話します。
配信日時:2017年12月22日 11時00分
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今回はスライスが発生してしまう原因を理解しよう
こんにちは。右手のゴルフの片山晃です。
ゴルファーに最も多い悩みである「スライス」。
このスライスが発生してしまう、本当の原因を正しく理解されているゴルファーが少ないんです。
そこで、今回はスライスが発生してしまう原因と、その直し方についてご説明します。
ゴルファーに最も多い悩みである「スライス」。
このスライスが発生してしまう、本当の原因を正しく理解されているゴルファーが少ないんです。
そこで、今回はスライスが発生してしまう原因と、その直し方についてご説明します。
「タメ」や「左サイドリード」が原因に
スライスの原因はフェイスが開いてインパクトしているから
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フェースが開いてインパクトするとスライス
皆さんはスライスの原因は何だと思っていますか?スライスというは、ボールが右に曲がってしまう現象の事を言います。
当然、人によってその原因は違ってきます。
スライスの原因は多岐にわたってあるのですが、最も多い原因は、インパクトでフェースが開いてしまっている事が原因なんです。
インパクトでフェースが開いてしまうと、例えどんなスイング軌道であったとしても、ボールはスライスしてしまいます。
ですので、インパクトでフェースをしっかりと閉じる事がスライスを直す為の近道なんです。
では、何故インパクトでフェースが開く様なスイングをしてしまうのか?
それは、俗に言う「タメ」や「左サイドリード」が原因になってしまっているんです。
これは、トップからインパクトまで、クラブヘッドを直線的に動かそうとしてしまうからなんです。
クラブヘッドを直線的に降ろしてくると、右手を使ってフェイスローテーションをさせにくくなります。また、ヘッドが動く距離が短いので、フェイスローテーションを行う時間が短くなってしまいます。
さらに、左サイドを回転させる意識が強い場合、体だけでなく手元(グリップ)も一緒に左サイドに流れてしまいます。
こうなると、ヘッドが体の回転に対して遅れて降りてくるので、フェースも開いた状態でインパクトしてしまいます。
これを直す為の、簡単な練習方法をご紹介します。、
まず、通常のアドレスをして頂きます。
そこから、右足を後ろに引きます。どの位引くかと言うと、右足のつま先が左足のカカトの線上にくる位。ご自分の靴の長さ一足分後ろに引いて構えます。
あとは普通に打って頂くだけで結構です。
このドリルのポイントは極端なクローズドスタンスにする事によって、左サイドの動きを強制的に抑制する事にあります。
要は、左サイドが使えない構えになる訳です。
そこで、右手を使ってスイングをして頂きます。
右手を大きく使ってスイングして頂けると、スライスは簡単に直ってしまいます。
実際にスライスに対しては、かなり有効な練習方法ですので、スライスにお悩みの方は、是非練習場で試してみて下さい。