【ふしぎ発見Vol.15】松田鈴英がテークバック側のスティックの高さを変えているのはナンデ?
トーナメント会場のドライビングレンジ、パッティンググリーンで見かけた練習風景の疑問を、プロに聞きました!第15回目は、2回目登場の松田鈴英。
配信日時:2018年8月20日 11時00分
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「ニチレイレディス」単独4位以来、上位進出が増え、「NEC軽井沢72」単独3位に入ったことで初シードに当確ランプを灯した松田鈴英。ドライバーショットの上手さとセカンドショットの精度の総合的な指標となるボールストライキングで8位と、ショット面ではツアー屈指の実力であることをファンにも認知させているが、課題とするパッティング面でもさまざまな練習に取り組んでいる。「北海道meijiカップ」で松田のパット練を眺めていると、打ち出すラインにスティックを置いているが、なせかテークバック側を高くしている…これってナンデ?
「上からヘッドを入れていくイメージを作るためです」
強い日差しを避けるため、顔全体を包む黒いマスクを着用し、帽子を目深に被ってパッティング練習をする松田。果たしてこっちに気づくのかと思いながらカメラを向けてみると、ピースサインで返してくれた。早速先ほどの練習の意図を聞いてみると…
「上からヘッドを入れていくイメージを作るためと、まっすぐ打つイメージを作るため…この2点です」
パッティングでフェースの下目にあたり、ミートできないケースがあることを悩んでいた松田。パッティングのストロークではインパクト直前にヘッドが最下点を通過し、フェースの芯でボールを捉えながらアッパーで打つことで順回転がかかり、きれいなコロがりを実現できるが、インパクト前にヘッドが上昇しながらボールに当たってしまうと、フェースの下っ面にヒットして、フェースの中央=芯に当たらない。その要因としてインパクト以前から左肩が上がってしまうことだが、テークバックからインパクトで向けて、“下へ下へ”を意識することで、左肩がインパクト前に上がることを防ぐことにつながる。
「上からヘッドを入れていくイメージを作るためと、まっすぐ打つイメージを作るため…この2点です」
パッティングでフェースの下目にあたり、ミートできないケースがあることを悩んでいた松田。パッティングのストロークではインパクト直前にヘッドが最下点を通過し、フェースの芯でボールを捉えながらアッパーで打つことで順回転がかかり、きれいなコロがりを実現できるが、インパクト前にヘッドが上昇しながらボールに当たってしまうと、フェースの下っ面にヒットして、フェースの中央=芯に当たらない。その要因としてインパクト以前から左肩が上がってしまうことだが、テークバックからインパクトで向けて、“下へ下へ”を意識することで、左肩がインパクト前に上がることを防ぐことにつながる。
「アース・モンダミンカップくらいからやり始めましたが、徐々にしっかりとヒットできるようになってきてるんです」
平均パット数/パーオンホール=65位(1.8573)、平均パット数/1ラウンド当たり=97位(30.8615)という数字が向上していけば、ツアー優勝も近づく?
⇒ 松田鈴英 プロフィール&今季成績一覧
⇒ 松田鈴英 特選フォトギャラリー
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