<富士カントリー可児クラブチャレンジカップ 2日目>◇27日◇可児ゴルフ場志野コース(7,117ヤード・パー72)
岐阜県にある富士カントリー可児C可児ゴルフ場志野Cで開催された、チャレンジトーナメント「富士カントリー可児クラブチャレンジカップ」の2日目。初日を21オーバーで終えた桑田真澄氏は、この日も立ち上がりからボギーがかさむ苦しいゴルフ。INスタート出だしの3連続ボギー、14番のダブルボギー、上がりの4連続ボギーなどで大きくスコアを落とし、トータル36オーバーの最下位で初のプロトーナメントを終えた。
桑田真澄氏、野球と新たな夢のゴルフへの思い
大差をつけられ最下位と苦しい状況が続いていたが、最後まで投げることはなかった。「スポーツをやる人はあきらめちゃいけない」3連続ボギーの後の13番では、崖下から52度で4メートルにつけるとこれをねじ込み執念のパーセーブ。「ああいうことがあるからスポーツも人生も楽しい。あきらめた人にはそのチャンスもないですから」初日を21オーバーで終えたときには迷惑がかかることを考え棄権も頭をよぎったが、「何か気づきがあるんじゃないか」と将来を見据えて歯を食いしばって回りきってみせた。
アマチュア競技の経験もない桑田氏が挑んだ初のプロトーナメント。ラウンド中は野球選手時代と変わらぬポーカーフェイスを貫いていたが、「イップスになるっていうのがわかりました」とショットを打つたびに、今までゴルフで経験したこともないような重圧に襲われていた。それでも、「逃げ出したいときはマウンドにいるとしょっちゅうあります。ゴルフでもOB打った後の打ち直しは“うわー”と思う。でも怖いけど向かっていかなければならない」と最後は野球で培った精神力が苦しい場面で生きた。
ホロ苦いデビュー戦となったが収穫はあった。「野球にすごく似ている。僕は小さい頃からストライク、ボールのコールを聞いたら気持ちを切り替えることを心がけてきた。ゴルフもナイスショットの余韻に浸っているとセカンドでミスをしたりする。次のショットまでに気持ちを切り替えていかないといけない」目の前に一打、一球に集中するということは野球もゴルフも変わりはない。トーナメントの雰囲気に浮き足立って今大会では気持ちのコントロールが出来なかったが、改めて一打に集中することの重要性を心に刻み込んだ。
岐阜県にある富士カントリー可児C可児ゴルフ場志野Cで開催された、チャレンジトーナメント「富士カントリー可児クラブチャレンジカップ」の2日目。初日を21オーバーで終えた桑田真澄氏は、この日も立ち上がりからボギーがかさむ苦しいゴルフ。INスタート出だしの3連続ボギー、14番のダブルボギー、上がりの4連続ボギーなどで大きくスコアを落とし、トータル36オーバーの最下位で初のプロトーナメントを終えた。
桑田真澄氏、野球と新たな夢のゴルフへの思い
大差をつけられ最下位と苦しい状況が続いていたが、最後まで投げることはなかった。「スポーツをやる人はあきらめちゃいけない」3連続ボギーの後の13番では、崖下から52度で4メートルにつけるとこれをねじ込み執念のパーセーブ。「ああいうことがあるからスポーツも人生も楽しい。あきらめた人にはそのチャンスもないですから」初日を21オーバーで終えたときには迷惑がかかることを考え棄権も頭をよぎったが、「何か気づきがあるんじゃないか」と将来を見据えて歯を食いしばって回りきってみせた。
アマチュア競技の経験もない桑田氏が挑んだ初のプロトーナメント。ラウンド中は野球選手時代と変わらぬポーカーフェイスを貫いていたが、「イップスになるっていうのがわかりました」とショットを打つたびに、今までゴルフで経験したこともないような重圧に襲われていた。それでも、「逃げ出したいときはマウンドにいるとしょっちゅうあります。ゴルフでもOB打った後の打ち直しは“うわー”と思う。でも怖いけど向かっていかなければならない」と最後は野球で培った精神力が苦しい場面で生きた。
ホロ苦いデビュー戦となったが収穫はあった。「野球にすごく似ている。僕は小さい頃からストライク、ボールのコールを聞いたら気持ちを切り替えることを心がけてきた。ゴルフもナイスショットの余韻に浸っているとセカンドでミスをしたりする。次のショットまでに気持ちを切り替えていかないといけない」目の前に一打、一球に集中するということは野球もゴルフも変わりはない。トーナメントの雰囲気に浮き足立って今大会では気持ちのコントロールが出来なかったが、改めて一打に集中することの重要性を心に刻み込んだ。