＜ザ・ロイヤル ゴルフクラブチャレンジトーナメント 初日◇14日◇ザ・ロイヤル ゴルフクラブ(8,024ヤード・パー72)＞

茨城県のザ・ロイヤル ゴルフクラブにて、チャレンジツアー第5戦「ザ・ロイヤル ゴルフクラブチャレンジトーナメント」が記念すべき第1回大会を迎えた。その初日の競技を終え、永松宏之が5バーディ・1ボギーの“68”をマーク。4アンダー単独首位と初代王者に向けて好スタートを切っている。

プロの舞台で注目を集めた杉原、ローアマを受賞しニッコリ

また、1か月前の国内男子ツアー「関西オープン」でローアマチュアを獲得。まさに彗星のように現れた“スーパー高校生”杉原大河が1打差2位タイの好発進。137人のプロを差し置き、リーダーボードの上位に“＠”を点らせた。

「この風の中でこのスコアは嬉しい。自分でもびっくり」と、ホールアウト後はホッとした表情を見せた杉原。多くの選手が難コンディションに苦しむ中で、許したボギーはたった1つ。関西オープンではその飛距離ばかりが注目されたが、この日は安定感抜群のプレーで存在感を放った。

アマチュアでチャレンジ制覇となれば、片山晋呉、小平智に次ぐ史上3人目。「優勝は意識しない。明日も自分のベストのプレーをするだけです」と本人はいたって冷静だが、やはり周りの人間は大記録を期待してしまう。果たして最終日、“＠”がスコアボードの頂点に輝くか。17歳の活躍から目が離せない。