<カシオワールドオープン 2日目◇23日◇Kochi黒潮カントリークラブ・高知県(7335ヤード・パー72)>
「終わりました」。予選落ちを喫して、歴代2番目の長さとなる22年間シードを守り続けてきた手嶋多一はシード陥落が決まり、すがすがしい顔でそう話した。
【写真】この日も日没間近までプレーしました
苦しかった1年を「最後の3試合はもったいなかったですが(3戦連続予選落ち)、それ以上に前半戦でしっかり稼げていないですね。予選を通っても下の方だったので。それが良くないですね」と振り返った手嶋。「体力的なものを感じました。このオフは色々考えてやろうかなと思う」と言いつつも、「(トレーニングは)やらないです(笑)」と答えるあたりはさすが大ベテランといったところか。
連続シードが途切れても「もう十分です。26歳からここまで来たんですから」と暗くなることはない。「来年もおかげさまでまだ試合に出られる(14年日本プロ優勝の5年シード)ということで、また何か新しいことを挑戦しながら頑張りたい」と顔を上げる。
その1つが“丁寧さ”である。「今日回っていて雑にやっているなと思いました。集中力を欠いているかなと。同じ組の出水田(大二郎)くんは強い風の中でも丁寧にやっていました」。若いときにできていたことができなくなっていた。「年を取るとピンばっかり狙いたくなるんですよ」。
「終わりました」。予選落ちを喫して、歴代2番目の長さとなる22年間シードを守り続けてきた手嶋多一はシード陥落が決まり、すがすがしい顔でそう話した。
【写真】この日も日没間近までプレーしました
苦しかった1年を「最後の3試合はもったいなかったですが(3戦連続予選落ち)、それ以上に前半戦でしっかり稼げていないですね。予選を通っても下の方だったので。それが良くないですね」と振り返った手嶋。「体力的なものを感じました。このオフは色々考えてやろうかなと思う」と言いつつも、「(トレーニングは)やらないです(笑)」と答えるあたりはさすが大ベテランといったところか。
連続シードが途切れても「もう十分です。26歳からここまで来たんですから」と暗くなることはない。「来年もおかげさまでまだ試合に出られる(14年日本プロ優勝の5年シード)ということで、また何か新しいことを挑戦しながら頑張りたい」と顔を上げる。
その1つが“丁寧さ”である。「今日回っていて雑にやっているなと思いました。集中力を欠いているかなと。同じ組の出水田(大二郎)くんは強い風の中でも丁寧にやっていました」。若いときにできていたことができなくなっていた。「年を取るとピンばっかり狙いたくなるんですよ」。