＜SMBCシンガポールオープン 事前情報◇16日◇セントーサゴルフクラブ　セラポンコース（シンガポール）◇7403ヤード・パー71＞

今年も常夏の国・シンガポールで新シーズンが幕を開ける。日本男子ツアーとアジアンツアーの共同主管大会「SMBCシンガポールオープン」があす17日（木）から開催されるが、開幕前日の16日（水）、選手会長として2年目のシーズンに挑む石川遼がプロアマ戦に出場し、コースの感触を念入りに確かめた。

これが石川遼の新ドライバーだ！【写真】

プロアマは「かなり良かったと思います。（主に）スイングの状態とか、ルーティンに入ってからの集中力。本番ではこれ以上の集中力でやるということが目標ですね」と話した石川。「体の調子は100％。まったく不安は無いですね」と状態の良さをうかがわせた。

この大会からキャロウェイゴルフの新モデル「EPIC FLASH SUB ZERO」を投入。「ドライバーも昨年に比べて良くなってきているし、距離も5ヤード位伸びている。このコースは難しいので、このコースでいいトライや調整ができればいい。楽しみですね」。約1カ月ぶりの実戦を新ドライバーの試金石とする構えだ。

今年の目標については、「いいプレーをしたときに日本ツアーで優勝すること。2回、3回勝ちたいと思っている」とした石川。さらに「来年は東京オリンピックもあるので、それも大きな目標」と大舞台への出場を掲げた。目標達成に向けて大事な初戦。まずは今年最初の18ホールで好プレーを見せたい。