＜ダイヤモンドカップゴルフ　事前情報＞◇26日◇狭山ゴルフクラブ(7,159ヤード・パー72)

　1週間のオープンウィークを挟んで、国内男子ツアー第5戦「ダイヤモンドカップゴルフ」が27日(木)に開幕を迎える。本戦を翌日に控えたこの日はプロアマ大会が開催され、石川遼、交通事故から復帰の中嶋常幸、日本プロでは健在をアピールした尾崎将司、そして青木功も出場。名選手勢ぞろいで大会を盛り上げた。

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　毎年違うコースを使用して行われるサーキットトーナメントとして知られる今大会。今年の舞台は埼玉県の名門・狭山ゴルフクラブ。狭山GCで開催された2006年大会は横尾要が片山晋呉との激闘を制し優勝。2002年大会には中嶋常幸が7年ぶりのツアー優勝を果たした。

　その埼玉県出身の石川は「地元でプレーできる数少ないチャンス。母方のおじいちゃん、おばあちゃんも初観戦なので優勝争いに絡みたい」とホームグラウンドでの開催に気合いは十分。コースについては長いラフに警戒を示したものの「ドライバーで攻めていきたいです」と攻めのゴルフを貫く構え。狭いフェアウェイを伝家の宝刀で狙い撃ちする。

　石川は予選ラウンド08年の日本オープン以来となる青木功と同組。古賀GCで開催された08年日本オープンでは、長いラフと狭いフェアウェイに多くの選手がドライバーを封印する中、ドライバーで攻め続けメジャー大会で2位に食い込んでみせた。松林にセパレートされたホールに、長いラフ、狭いフェアウェイの狭山GCの雰囲気は当時とダブる。あれから2年がたち賞金王にまで登りつめたゴルフで今年は頂点を狙う。