<ダイヤモンドカップゴルフ 3日目>◇29日◇狭山ゴルフクラブ(7,159ヤード・パー72)
この新たな才能は本物だ。2日目にトータル6アンダー2位タイに浮上した杉並学院高校のアマチュア浅地洋佑が、順位こそ落としたものの1つスコアを伸ばし強豪ひしめく上位に喰らいついた。埼玉県にある狭山ゴルフクラブで開催されている、国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の3日目。浅地は緊張の中スタートした1番でティショットを曲げボギーを叩く苦しい立ち上がり。だが、この高校2年生はここからが違う。
今日の石川遼はどうなった?「1打速報」で振り返る
ティショットが曲がりながらも、先輩の石川遼が「抜群に上手い」と太鼓判を押すショートゲームが冴える。粘り強くパーを拾うと、7番でこの日初のバーディ。スタート時のスコアに戻して前半を終える。後半は11番でボギーを叩いたが、ここまで2日間1つのバーディも奪えなかったINコースで終盤2つのバーディを奪いトータル7アンダーでホールアウト。首位とは差が大きく開いたものの6位タイと好位置をキープした。
「今日はかなり耐えましたね。1番でボギーを叩いてしまったんですが、あと35ホールあるから大丈夫と言い聞かせていました」アマチュアの高校生が、2位タイで迎えたプロのトーナメント決勝ラウンドでいきなりボギーを叩けばあわてそうなものだが、そこから自分のゴルフを取り戻してくるあたり大物を予感させる。大勢のギャラリーの前でのプレーも「すごく楽しいです」と物怖じしない性格もアスリート向きだ。
初めて上位で迎えるプロトーナメント最終日。上はどこを見ても猛者揃い、下には猛烈な追い上げをみせた杉並学院の先輩石川遼、薗田峻輔もいる。「(目標はベスト10)明日1つでも落としたら入れないと思う。今日みたいに伸ばして2ケタ、最低でも8アンダーまではいきたい。ティショットがカギですね」厳しい状況であることは間違いないが、この熾烈な争いをくぐりぬけることが出来たなら、17歳は新たな怪物となるはずだ。
この新たな才能は本物だ。2日目にトータル6アンダー2位タイに浮上した杉並学院高校のアマチュア浅地洋佑が、順位こそ落としたものの1つスコアを伸ばし強豪ひしめく上位に喰らいついた。埼玉県にある狭山ゴルフクラブで開催されている、国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の3日目。浅地は緊張の中スタートした1番でティショットを曲げボギーを叩く苦しい立ち上がり。だが、この高校2年生はここからが違う。
今日の石川遼はどうなった?「1打速報」で振り返る
ティショットが曲がりながらも、先輩の石川遼が「抜群に上手い」と太鼓判を押すショートゲームが冴える。粘り強くパーを拾うと、7番でこの日初のバーディ。スタート時のスコアに戻して前半を終える。後半は11番でボギーを叩いたが、ここまで2日間1つのバーディも奪えなかったINコースで終盤2つのバーディを奪いトータル7アンダーでホールアウト。首位とは差が大きく開いたものの6位タイと好位置をキープした。
「今日はかなり耐えましたね。1番でボギーを叩いてしまったんですが、あと35ホールあるから大丈夫と言い聞かせていました」アマチュアの高校生が、2位タイで迎えたプロのトーナメント決勝ラウンドでいきなりボギーを叩けばあわてそうなものだが、そこから自分のゴルフを取り戻してくるあたり大物を予感させる。大勢のギャラリーの前でのプレーも「すごく楽しいです」と物怖じしない性格もアスリート向きだ。
初めて上位で迎えるプロトーナメント最終日。上はどこを見ても猛者揃い、下には猛烈な追い上げをみせた杉並学院の先輩石川遼、薗田峻輔もいる。「(目標はベスト10)明日1つでも落としたら入れないと思う。今日みたいに伸ばして2ケタ、最低でも8アンダーまではいきたい。ティショットがカギですね」厳しい状況であることは間違いないが、この熾烈な争いをくぐりぬけることが出来たなら、17歳は新たな怪物となるはずだ。