＜〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック　2日目＞◇25日◇よみうりカントリークラブ(7,230ヤード・パー72)

　兵庫県にあるよみうりカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー第7戦「〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック」の2日目。2アンダー20位タイでスタートした薗田峻輔が、自己ベストとなる“65”を叩き出しトータル9アンダーでホールアウト。一気に単独首位に躍り出た。

遼、スコア伸ばせず36位タイに後退

　ショットが好調な薗田は、9番のティショットが右のバンカーにつかまった以外はすべてフェアウェイをキープ。2番パー5のバーディを皮切りに前半は7番、8番で連続バーディ。後半は10番で4.5メートル、13番で2メートルのバーディパットを沈め、16番パー5は3打目を3メートルに寄せてバーディ。最終18番パー5もセカンドを6メートルにつけ、イーグルは逃したもののバーディでフィニッシュ。スタート時間が遅かったため雨に見舞われたが、7つのバーディを奪った。

　｢ここ何試合かドライバーの調子がいいです。ほとんどのホールでフェアウェイに飛んでいるのし、自信を持っているからスコアにつながってると思います｣と明るく話した薗田。今季からプロに転向し、先週のチャレンジトーナメント｢静ヒルズトミーカップ｣では単独3位と好調。この日はノーボギーのラウンドで、単独首位に立ったのはツアー、チャレンジ含めて初めて。緊張の決勝ラウンドを迎えるが｢人に見られるのは好きだから｣と頼もしいコメントも飛び出した。｢緊張もすると思うけど、その辺は平常心でいきたいです｣と話す大物ルーキーが、今大会で旋風を巻き起こせるか。決勝ラウンドの活躍を期待したい。

【2日目の順位】
1位：薗田峻輔(-9)
2位T：リャン・ウェンチョン(-8)
2位T：朴宰範(パク・ジェーブン)(-8)
2位T：呉阿順(-8)
5位T：細川和彦(-7)
5位T：プラヤド・マークセン(-7)
5位T：立山光広(-7)
8位T：手嶋多一(-6)
8位T：宮里優作(-6)
8位T：ハン・リー(-6)
8位T：谷口徹(-6)
8位T：横尾要(-6)
8位T：金亨成(キム・ヒョンソン)(-6)
14位T：片山晋呉(-5)
14位T：藤田寛之(-5)他5名